。+。第六十七話。+。 ・・あ、フラグ立った・・・(泣) ページ22
貴女side
・・シュッ、ギュウっ・・・。
『んェ〜・・・
・・って、えェェェェェェ?!』
不思議な音で目が覚めて、眠くて身をよじると、私の手首と足首は縄で縛られていた。
『えっえっ、嘘ォォォォ?!なにこれッ?!』
グググっと力をいれても縄は解けなくて、最終手段で私はすうぅっとを肺いっぱいに空気を入れた。
『誰かァァァァァ!!!・・んぐぅッ?!!』
叫ぶと後ろから猿轡のようなものを口に入れられ、
私はとうとう何も抵抗できなくなって、目に涙を浮かべながらバッと振り返った。
すると、赤っぽい色の髪の毛で、かぶり物で目が隠れている男が居た。
・・うそん・・フラグたってる・・?
・・死ぬなんて嫌だァァァァァァ!!!
『んうぅぅーッ!!!んーーッ!!』
ウネウネ動くと男は私の肩をガッと掴んで布団に押し倒すと、私に馬乗りになり、
私の腕を掴んで私の頭の上で抑えた。
怖くて触れられてる男の手に神経を集中させると、私の中に声が落ちてきた。
―――悪い、大人しくしてくれ。
・・え?
喋っても無いのに私に声が聞こえて、驚いて目を見開いた。
*政宗side*
「・・Aはまだか?」
「まだのようですな」
「俺様見てこよっか?」
「ならば某も!!」
「Ah?!俺らも行くぞ!小十郎!!」
「・・御意」
部屋でAを待っていても、全く来る気配がなく、
四人でAが居る部屋に向かった。
***
「旦那、どうする?
Aが寝ボケててさ、乱れた浴衣姿で“幸村さんおはよう・・”なんて言って抱きついてきたら!!」
「・・・佐助ェ!破廉恥極まりないッ!!」
「旦那今妄想したでしょ?鼻血でてるよ?」
「ち、違う!!これは、その、生理現象だ!」
「それってどんな現象?」
廊下を歩きながら馬鹿げた会話をしている二人に呆れて溜息をついた後、
いつの間にか到着していたAの部屋の戸をあけた。
「Hey!Aそろそろ起きろ・・」
と、言いながら見てみると、Aは涙目で縛られて男に馬乗りされていた。
「「Aッ!!」」
「・・佐助、もしや奴は・・!!」
「・・うん・・・。
・・・・伝説の忍、風魔小太郎ッ・・・!!」
猿は奴を睨みながら静かにクナイを構えた。
。+。第六十八話。+。 ・・・逆ギレ、だとッ・・・・?!→←。+。第六十六話。+。 “俺の” “某が” ・・もしかして、と、取りあいィィィ?! (見なくても大丈夫です!)
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時