。+。第六十三話。+。 目指せ!金メダルぅぅぅ!! ページ18
貴女side
『よっこらしょーいち、っと・・。
うっし!準備万端じゃあァァァァ!!』
なんて大げさに言ったけど、私は雑巾を用意しただけだった。
・・適当にやって終わらせて早く寝よ!!
幸村さんは自室にいるらしいし、佐助も多分任務とかだろうな・・。
お館様は、健康のためにもう寝てそう!(笑)
私的に、“テキトウ is best!!”だと思うんだ!!
と、馬鹿なことを考えながら、雑巾に手をついてダダダっと掃除し始めた。
***
『うっひょォ〜!!長い廊下掃除するの意外に楽しい・・
って、んな訳ねェだろうが!!!』
半分くらい掃除したところで、私は疲れて飽きた。
・・こじゅさん、やっぱSだよねェ!
・・楽しい方法は無いものか・・・。
うぬぬっと何か良い案は無いものかと考え込むと、一つ思いついた。
『足でやればいいんだ!!
疲れないし、何よりスケートみたいで楽しいかもしれない!!』
・・足で掃除することを思いついた。
私は早速雑巾の上に足を乗せて、ぴゅーっと滑って(掃除して)みた。
『おっ、おォォォ!!!これ、案外楽しいかも!!
学校でこれやると怒られたんだよね〜・・。目指せ!金メダルぅぅぅ!!!』
楽しくて調子に乗ってピューっと滑りまくると、だんだんスピードがでてきて怖くなってきた。
『やべっ・・!!結構スピードでてきたァ!!
一回、止まろう!・・ああ!落ち着けェ!私!!』
恐怖からか足が震えて上手く止められなかった。
焦りまくってる私に、ゴツゴツとした壁が目の前に迫っていた。
・・ヤバいィィ!ぶつかるぅぅぅ!!!
そう思ってギュッと目を瞑った時。
ガッツン!!!!
思いっきり主にオデコ(顔面)を強打した。
『・・いったァ!!やっべ!壁ちょっと壊れたァァ!!
っていうか、こういう時って男の人が助けてくれて、
“大丈夫か?” “は、はいっ・・(ドキン” みたいになるんじゃねェのかよ!!
・・私じゃ、ならないよねェ・・(泣』
半泣きで座り込んでいると、部屋の障子が慌ただしく開かれた。
・・うそん!?ぶつかった時の音でかすぎて、気づかれた?!
ダラダラと嫌な汗が私の頬を伝っていると、バンっと人が現れた。
「何事にござる?!」
『ゆ、幸村さん・・・』
甲斐の若虎だった。
。+。第六十四話。+。 ・・・いつものように笑ってくだされ。→←。+。第六十二話。+。 二人っきりですね!!(ズバッ)
29人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時