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。+。第六十話。+。 幸村さん優し過ぎてツライ(泣) ページ15

貴女side



『・・先程はお騒がせしてすいませんでしたァァァ!!』






現在の私とは言うと、幸村さんに土下座中。


幸村さんは布団に座り、双竜は険しい表情で私を見ていた。






「や、あ、その、某の方も申し訳ござらぬぅぅ!!」


『何で幸村さんが謝るんですかァァァ?!』


「政宗殿にお聞きしたら、A殿のりゅっくを猿が盗って行ったと言うではございませぬか。

その野生の猿が湯浴み処に侵入したのは、某がちゃんと防いでいなかったために・・!!」


『・・うっ、ふええっ・・!!』


全「?!」







幸村さんが顔を紅くしながらそう言って、私は涙が出てきた。



・・幸村さん優しすぎるっ・・!私(猿)が全部悪いのにっ・・!!



と、思うと、やっぱり涙が止まらなくて、その場で号泣した。







「・・Hey,A・・今度はどうしたんだ?」







政宗さんはクスクス笑いながら私の涙をぬぐってくれた。


こじゅさんも苦笑いして、幸村さんはオロオロしていた。







『伊っ達、間違えた・・!だって、幸村さんが優しすぎてっ・・!!

分かんないけど、涙止まんない、んです・・!!』



「・・面白ェ奴だな」


「・・泣かないでくだされ・・。

A殿に泣かれると、某も胸が痛くなりまする・・」







幸村さんは言いながら私の頬に触れた。

彼の切なげな表情にまたじーんときてると、しゅんっと人が現れた。







「旦那達ィ、夕餉ができましたよ・・って、何してんの?」


『佐助ェ・・』


「あちゃ〜旦那泣かしちゃったの?」


「・・うむ、某が悪いんだ」


『違う!!佐助が全部悪い!!』


「え?!俺様何も分かんないんだけど!!」


「猿。甲斐のオッサンは?」


「ああ、お館様なら皆が来るの待ってるよ」


『お、お館様待たせちゃってるの?!は、早く行かなきゃじゃんんん!!』


全「泣きやむの早ッ!!」


『幸村さん、立てますか?』


「う、うむ!」








佐助に告げられて、私は慌てて立つと、幸村さんに手を差し伸べた。

幸村さんは照れながらも私の手を握ってくれた。








『佐助も政宗さんもこじゅさんも、行きマショ!!』


「わーってるよ/ああ」









私は皆で走ってお館様(夕御飯)の待つ部屋に行った。




・・最初に走って着くのが一番遅いってどうなの、私・・(泣)

。+。第六十一話。+。 私の ね・ん・れ・い☆(ウエッ・・キモ!!)→←。+。第五十九話。+。 ・・・もしかして、照れてます?



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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年2月9日 20時

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