。＋。第五十九話。＋。 ・・・もしかして、照れてます？ ページ14
貴女side
顔を上げて見てみると、驚いた顔をした政宗さんと幸村さん。
『・・どうしました？』
私は二人が固まっている理由は分かってたけど、わざと問うてみた。
すると、幸村さんは徐々に顔と耳を真っ赤にして鯉みたいに口をパクパクした。
「A殿ッ！！！そそそのような格好、破廉恥極まりな・・破廉恥・・(ブシュっバタッ」
『幸村さんんん？！』
「真田ッ？！」
幸村さんは壊れたオモチャみたいになって、鼻血を出してその場にぶっ倒れた。
『あ、あはは〜・・ゆ、幸村さんてば、純粋ですねェ・・こんなんで鼻血出せるなんて・・』
「・・笑い事じゃねェだろうがァァァ！！」
『ぎゃあァァァァ！！』
目を泳がせながら言うと、政宗さんは怒鳴りながら私にビリビリしてきて、それにビビった猿は逃げて行った。
ビリビリ痛くて潤んできた目で政宗さんをキッと見た。
『わ、私だって被害者ですよ？！あんのクソ猿がリュックを持っていかなければこんなことには・・！！！』
「Ａｈ？猿？・・ここの忍がやったのか」
『違う！佐助じゃなくてッ！動物の猿！！』
「災難だったな(棒」
『感情がまるでこもってない！！・・私だって色んな人に見られて微妙に恥ずかったんですよ！！』
「ピク)・・色んな奴に・・？」
『そうですよ！！』
「・・お前、清き身体を好きな男のためにとっといておこう、とは思わねェのか？」
『・・・』
「お前の気持ちは俺には全く理解できねェ。ほぼ裸で走り回るなんてな」
政宗さんは言いながら、頬を染めてそっぽ向いた。
・・もしかして・・
『・・政宗さん、照れてます？』
「あ、Ａｈ？！ンな訳ねェだろ！！」
『それ照れてるって言うんですよ』
「言わねェ」
『・・可愛いところありますね！！』
「Ｓｈｉｔ！・・小十郎ッ！！！」
私が立ち上がって政宗さん近づこうとすると、照れながら拒んで、こじゅさんを呼びやがった。
「お呼びですか、政宗様」
『なにッ？！あの声に気づくとはッ・・！！』
「・・お前は何て格好してんだァァァァ！！」
『ああァァァァ！！』
私はこじゅさんにやられまくって、リュックを取って服を着た後、こじゅさんにご飯の後に廊下の掃除をする罰を与えられた。
幸村さんは政宗さんに運ばれていった(ごめんよ、幸村さん・・)。
。＋。第六十話。＋。 幸村さん優し過ぎてツライ（泣）→←。＋。第五十八話。＋。 こんのクソ猿がァァァァ！！！
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
