。＋。第四十七話。＋。 もう！私ったらドジなんだからァ〜（泣） ページ2
貴女side
佐助に飛んで連れて行ってもらい、私は城下の路地裏的な所に舞い降りた。
「プッ・・また気絶しかけてたし・・」
『うるせェェ！！怖いんだよ！！
・・うっし！！動物ちゃん達を捕まえるぞォォ！！』
「あいさ〜」
張り切る私に対して、佐助はニコニコと“私を見て”楽しんでやがった。
まあ、楽しいと思ってるならいいか！！！
と、思って歩いていると猫発見！！
『佐助隊員！！前方に猫ちゃん発見！！
・・突撃じゃァァァ！！』
「え、ちょ、Aちゃんんん？！」
『・・猫、取ったりィィィ！！』
ずざざざざざ！！！
佐助の声を無視して、路地裏から飛び出し猫に向かって走ってスライディングした。
すると見事に空回りして、その反動に大勢の民から注目された。
「ね、姉ちゃん大丈夫か？」
「捕まえるの手伝いましょうか？」
「面白ェな！！」
若い子から老人にまで心配されて・・わあ！私ってば人気者ォ！！
・・じゃねェよォォ！馬鹿がァァァ！！
私は羞恥から顔が紅くなり、その場で死んだふりをしてみた。
・・頼む！頼むから、私に声をかけないでくれェェェ！！！
すると皆は、優しさ故かもっと心配して ついに私を運ぼうとしたため、私は飛び起きてみせた。
『あ、あはは〜！私ってばドジでェ！
うっかりお婆ちゃんが手ェ振ってる川を渡りかけたぞ☆』
皆の前で頭をコツンと自分で小突くと、どっと笑いが起きた。
「はっはっは！！面白ェ！アンタ、名前は？」
『あ、Aッス！』
「A、か・・」 「Aちゃんかァ・・」
『・・んでは、私はまだまだ動物を追うのでこの辺で！！
さらばだァ！！とうっ！！！』
「あ、ちょっと？！」
あまりにも恥ずかしくなって私は超ダッシュで佐助の元へ戻った。
戻ると、佐助はさっきの私を見ていたのか ずっと笑っていた。
「くっ、ぷぷっ・・あはは！Aって本当に馬鹿な子だ！！」
『見てたなら助けろよォォ！超恥ずかったんだからな！！！』
「はは〜ごめんごめん(棒」
『謝る気がまるでない、だと？！
・・まあ、いいや！早く捕まえて屋敷に戻りまショ！』
「了解っと」
『出陣じゃァァァ！！』
「はいはい(この子本当に面白いし馬鹿だ」
『心の声、漏れてますよォ』
「あらまァ」
そうして私たちは動物たちを捕まえていったのだった。
。＋。第四十八話。＋。 くない・・っていうか滝打たれるの意味ねェェ！！→←。＋。作者から挨拶。＋。
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
