。＋。第十四話。＋。 私の琴でェェェェ？！ ページ17
貴女side
顔を引き締めて、治の唱を弾き出した。
〜♪〜〜♪〜〜〜♪〜〜♪〜〜・・・・。
初見でなんとな〜くフワッと弾くと、政宗さんが拍手した。
「Excellent！！・・心が浄化されるようだったぜ」
「なかなか上手ェじゃねェか」
『あは〜どもども！！・・これ、“治の唱”って言うらしいんですよ』
「治の、唱？？」
「Ｗhat the deuce is that?
(一体それはなんだ？？) 」
『えっと、たしか・・・』
私が思いだそうとすると、バタバタと足音をたてて兵士さんが入ってきた。
「筆頭！！小十郎様！！」
「騒がしいぞ！！」
「す、すいやせん・・。これ、見てくだせェ！！」
言われて腕を見ると、傷跡だけが残っていた。
『ど、どったんですか？？』
「昨日怪我したばっかりなのに、ついさっき治っちまったんですよ！！」
「・・Ｗhat？」
『え、なんでですか？それって怖くね？！』
「手当てしてもらってる時に、琴の音のようなのが聞こえてきて、聞き惚れてたらいつの間にか治ってて・・」
そう言った瞬間に、私と政宗さんと片倉さんは一斉に顔を上げた。
「それって・・」
「もしかして・・」
『さっきの私の琴ォォォ？！』
「え、さっきのAさんが弾いてたんスか！！」
『あ、はい・・えっと、怪我治って良かったですね・・？』
「はい！ありがとうごぜェやした！それじゃ、失礼しやす！！！」
元気よく部屋を出て行った兵士さんと、茫然とする私たち三人。
『わ、私が音で治療したってこと、ですかねェ・・あはははｈ・・』
・・笑えねェよ！！
私、もっと怪しまれたじゃん！！
今度こそ、二人に(主にレス郎に)殺されるぅぅぅう！！！
怖くてギュッと目を瞑った時に、フワッと頭を撫でられた。
『え？』
「・・すげェじゃねェか！！音で治すなんてよ！！」
「政宗様、ご自重されよ。・・何となく、だが俺の心も浄化された気がする」
『〜〜っ！！・・いやっほおォォォォォ！！！
これで私、伊達軍の役にたてますかね？！』
「Ｏf course！！(勿論だ！！)」
「そう、だな・・・」
政宗さんは子供みたいに、はしゃいで、片倉さんは優しく笑ってくれた。
・・・こんな良い人達に隠しゴトなんてしたくないなァ・・。
『・・ちょっと、待っててください！！』
私は全速力で走って、部屋にある私の物を取りに行った。
。＋。第十五話。＋。 未来女、参・上☆ とうっ！！→←。＋。第十三話。＋。 ぶっつけ本番でいくぞー！（汗）
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黄猫(プロフ) - 4やりました！もうですね、政宗イケメンでしょ！？の繰り返しでしたよｗあぁ、政宗になら犯さｒ（（頑張ってください！ (2014年3月3日 22時) (
レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い！ 超面白い！！読めば読むほど続きが気になる！！！ (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年1月19日 16時
