【戦国ＢＡＳＡＲＡ】奥州に舞い降りたお馬鹿さん

。＋。第十一話。＋。　神様からお手紙・・神様ってなんじゃ！！？ ページ14

貴女side


リュックの中を見ると、やはり何も入って無かった。


・・・ですよねェー・・ってなるかよ！！

何で入ってたものがなくなるわけ？！意味分からん！！

ここ(戦国時代)にトリップしちゃったのも意味分かんないし・・！！




『うがあァァァァ！！畜生ォォォ！！！』




私はリュックの中に入りそうな勢いで手を突っ込んだ。

すると・・


ぐにゃんぐにゃん・・。




『ぎゃあァァ？！』




ぐにゃぐにゃとした感触・・感覚に近いモノが中にあったのだ。




『・・キモォォォ！！』




気持ち悪くてバッグをバシッと叩きつけると、バッグのポケットからヒラヒラと何かが落ちた。



・・新幹線のチケットか何かかな？



恐る恐る拾って見てみると、手紙の様なモノだった。



・・私、手紙なんてリュックに入れてた？！



ビリッと封筒を破いてから、手紙を見てみた。





―――――


どうも☆彡

皆のアイドル、神様だお☆


優れてる人間が“神様助けて！”とか、やってらんないわー。



そこで。

平々凡々な君に非日常を差し上げよう！！

多分、“戦国時代の奥州の冬”に飛ばすと思うから、凍え死なないように気をつけてチョンマゲ！！




城にずっと住まわせてくれるか分からないし、不自由があるかもだから、君に“技”を与えよう。


・欲しい物を想像しながら、このリュックに手を入れると欲しい物がでてくる。

・琴の才能が優れているため、楽譜を授ける。

・“生の唱”“死の唱”“治の唱”“負の唱” どう使うかは君次第だ。



それじゃあ、楽しんでね☆彡


Ｇood luck!!!



神様より


――――――





『へえェ―――神様からかァ――・・・って馬鹿がァァァァァ！！！！！

　だーれーが神様だって？！ああ？！

　しかも☆彡の回数多くて腹立つわァァァァ！！！！』




私はシャウトして頭を抱えてふんぞり返った。




・・・神様ってなんじゃボケコラァァァァァ！！！！

。＋。第十二話。＋。　神様は胡散臭いけどやっぱり本物→←。＋。オリキャラ　あんど　成実の設定！！。＋。

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