。+。第百話。+。 今日からお前は満月じゃ!! ページ9
貴女side
『ふっへへ・・!!やったね!一緒に居ていいってさ!!』
「ぅワンッ!!」
私の琴で傷が治り、どんどん元気になってきた。
政宗さんに許可をもらえたこと、このコと一緒に居られることが嬉しくて、
私はピョンピョンと跳び はねていた。
そうしてると、ドッカリと座っている政宗さんが口を開いた。
「Hey,A。ソイツのnameは決めたのか?」
『名前か・・まだ決めてませんでした!!何がいいと思いますか?』
「竜とか?」
『犬ですし』
「dragon!!」
『いや だから 犬ですし』
よく考えると まだ名前をつけていなくて、三人でウーンと悩んだ。
二人とも竜ってつけりゃいいと思っている。
そんなの駄目だ。だって犬だし(←三回目)
・・う〜む・・何か良い名前は・・。
腕を組んで考え込んだ時、キュピーンと私にネーミングの神が降りてきた。
『満月だ!!』
「Ah?/あ?」
『政宗さんの兜は三日月じゃないですか!だから このコは満月!!』
「ワンっ!!」
フンっと興奮気味に言うと、二人はフッと笑って、満月(仮)はワンと吠えた。
「・・満月、か。悪くねェじゃねェか」
「Aにしては、良い事考えたな」
『私にしてはって、何ですか!!・・今日から お前は満月だよ!!』
「ワン!ワンっ!!」
二人も賛成してくれて、私が満月と呼ぶと、それが自分の名前だ、と、嬉しそうに吠えた。
何だか可愛くて、私はキツく満月を抱きしめた。
『・・・満月フッカフカ・・あったかい・・』
「きゅうぅ〜・・」
『やっぱ犬って可愛い・・! ・・そういえば、満月の名字は伊達?それとも片倉?』
疑問に思って事を言うと、こじゅさんと政宗さんが口を開いた。
「「どっちでもいいだろ」」
『綺麗にハモりましたね!・・まあ、満月は満月でいっか!!
・・私が政宗さんの室になったら、伊達で、こじゅさんの室になったら、片倉になるんですね!!』
「あ、Ah?!いきなり何を言ってんだ!!」
「本当訳分かんねェ奴だな」
『例えばの話です!二人には私なんかじゃなくて美人な人がお似合いですよ!!
ね?満月〜・・』
ボワワン・・。
『ん?紙・・?』
私は言いながら満月の右目にキスすると、ボワンと音を立てて紙が落ちてきて、
私は拾い上げて見た。
・・また神様だったら、握りつぶす・・!!
。+。第百一話。+。 うわあァァァァ政宗さんんん!!(汗)→←。+。第九十九話。+。 お願い!飼ってもいいでしょ?!
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時