。+。第百三十九話。+。 ツンデレですね、よく解ります。可愛いです← ページ48
貴女side
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四国・元親の所へ行って帰って来て、暫く経ち、夏が過ぎ、涼しい秋になりかけてる奥州。
昨日の私はとても運が悪いのでした――・・。
―――
『まんげっつ!久しぶりの登場だね〜!!』
ムギュっ!!
『はれ?』
「!!ガウッ!!」
『ぎゃあァァッ!!!』
つるっ、ドボンっ!!
『・・・寒ぅぅぅ』
昼:満月の尻尾を踏んでしまい、噛まれそうになって避けたら池に落ちた。
―――
『ふう・・元親から貰った、鬼にゃんこ君って一体なに・・』
ボンっ!!・・プスプス・・。
『・・あの野郎ォォォ!!!』
夜:風呂に入った直後に鬼にゃんこ君をいじったら、ボンっと軽く爆発し、髪の毛がプスプスと少し焼き焦げた。
―――
『・・今日の私、超ツイてないやんけェェェェ・・・』
私はもう一度お風呂に入り直し、呟くと、その日はすぐに就寝した。
*政宗side*
「Good morning!」
『ぐっ、もーにん・・政宗さん・・』
昨日は俺はずっとボーっとしていて、いつの間にか夜が明けていた。
昨日はAと会話が無かったため、俺は飯の前に挨拶をした。
すると、彼女は元気がなく、はああっと深い溜息をついて席に着いた。
「どうしたんだ?」
『いやァ〜・・昨日超運が悪くって・・疲れちゃったんですよ』
「お前に運がないときなんてあるんだな」
『自分でもビックリですよ!(バキっ・・うぎゃあっ!!』
「?!い、いきなり何だ?!」
『ふ、ふおおォっ・・政宗さん・・・壊れたァァァァ』
Aは俺と会話しながら髪をとめようとしていたが、その髪留めがバキッと音を立てて壊れていた。
壊れたそれを見たAはボロっと涙を零した。
「そ、そんなに大切なモノだったんですか?!」
『うん、割と・・・大切な人に貰った、大事なモノだったんだよねェ・・・。
ちょっと、一回部屋戻って来るね』
「Aさん・・・」
スッ、バタバタ・・・。
「・・小十郎。今日は城下に行ってくる」
「・・御意。用が済まれたら、すぐにお戻りなさいませ」
「わーってる」
花実が驚きながら問うと、彼女は大切なモノだと答えていた。
彼女が部屋から出て行ったのを見ると、俺は小十郎に城下に行くと伝え、また飯を食いはじめた。
・・・べ、別に、Aの髪留め探しに行くとか、そんなんじゃねェからな!!!
。+。第百四十話。+。 嫌だ!これにするったら、これにするんだ!(キリッ)→←。+。第百三十八話。+。 帰宅前に、確信いたしました。
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時