。+。第百三十八話。+。 帰宅前に、確信いたしました。 ページ47
政宗side
『はァ・・・』
「んな不細工な顔すんなよ」
『だって・・』
俺たちは飯を食うと、すぐ着替え、帰る支度をして 外に出た。
Aがため息をつくと、見送りに来ている鬼が彼女の頭をポンと撫でていた。
様子を見てると、鬼は後ろに何かを隠していて、次にはAに差し出していた。
「これやるよ」
『なに、これ?』
「俺が作った鬼にゃんこ君だ!!」
『名前すげェな!!・・この にゃんこ不細工な顔してない?』
「なんだと、俺が折角お前の為に作ったのによう」
『はは、冗談。ありがと、元親』
「・・友達、でいてくれよ・・?」
『当たり前じゃん!』
鬼がAに渡したのは、あまり可愛いとは言えないネコ型robot(銅鑼衛門ではございません)
Aはそのカラクリを受け取ってギュッと抱くと、鬼にニコッと笑った。
なんとなく良いmoodが流れているが、それを俺が壊しちゃうZE。
「Hey,A&西海の鬼!!・・もう済んだか?」
「おう、悪ィな」 『あ、はい!!』
「そろそろ帰るぜ」
『・・・』
「独眼竜、最後に一つだけ言わせろや」
「Ah?んだよ・・・」
その場から離れようとすると、鬼に止められ、俺が止まると、鬼は俺の耳に口を近づけ話し出した。
勿論、Aに聞こえない声量で。
「・・・アンタの大事なA。早く自分に正直になんねェと、誰かに取られちまうぜ?
まあ、この俺も例外じゃねェがな(ボソ」
「Ha!・・誰が他の奴らなんかに渡すかよ!!」
「ははっ!そうこなくっちゃな・・!!」
『???』
鬼にそう言われ、俺は挑発的な笑みを浮かべて言い返してやった。
俺は小十郎が待つ所へ着くと、Aの肩をグイッと抱き寄せた。
『わっ・・!?』
「・・じゃあな、西海の鬼!!次逢うときは、戦場でな!」
「おうよ!右目の兄さんも、色々頑張ってな!」
「おう・・・(泣」
『も、元親!ゼッタイまた逢おうね!!』
「おう、じゃあなA!!」
『うん!!じゃあね!』
「・・・BASARA loop!!!」
パァァ・・!!ぎゅるるる・・!!
俺はloopする前に泣き目なAに抱きつかれ、一つ確信した。
・・・こんなに愛おしいと思うのも、護りたいと思うのも、俺が・・・
俺がAのコトを好き・・だからだ。
俺はそう確信して、奥州にloopして帰ったのだった。
。+。第百三十九話。+。 ツンデレですね、よく解ります。可愛いです←→←。+。第百三十七話。+。 そのまま寝ただァ?!・・ゴッフェ!(吐血)
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時