。+。第百三十四話。+。 ・・西海の鬼さんと、ダチ公に!! ページ43
貴女side
「『・・・うるせェェェェェ!!!!』」
「「?!」」
ずっとゴチャゴチャと言いあっている二人にイライラして、私は こじゅさんと一緒にそう言ってしまった。
私は彼らをギッと睨むと、すうっと息を吸ってから口を開いた。
『・・政宗さん!何で怒ってんのかよく解んないけど、部屋がないんだからしょうがないでしょう?!
政宗さん達で一部屋、私は元親の部屋で寝る、これはもう決まったことなんデスよ!!
・・大の男がゴチャゴチャゴチャゴチャと・・うるさいっ!!』
「政宗様、小十郎もAと同じ意見にございまする。
長曾我部、お前も頭を冷やせ」
「「Sorry・・/悪かった」」
私と こじゅさんで二人にズバズバ言うと、二人は我に返りちゃんと謝ってくれた。
私たちはフウっと溜息をつくと、キチンと座り直し、またご飯を食べ始めたのだった。
*数時間後*
時間が経つと、皆食べ終わり、たいていの人は酔っていた。
政宗さん等は、湯浴みに行ってしまい、部屋に残ったのは酔った人と私と元親だった。
ぐちゃぐちゃに汚れてしまった部屋を見渡し、ふうっと溜息をつくと、未だに一人酒する元親の方へ向いた。
『元親、これ片しちゃっていい?』
「ああ?何もお前がやるこたァねェよ。アイツ等に任せておけば・・」
『ダメだよ。・・政宗さんと元親は何らかの繋がりがあるけど、私は何もないでしょ?
だから、少しくらい働かないと、只飯食らいになっちゃう・・』
ギュウっ・・。
『もと、ちか・・?』
「・・何水臭ェコト言ってんでィ。俺・・いや、俺らは もうダチだろ?」
『ん、ありがと・・元親』
私が彼に背を向けながら、片し、喋っていると、後ろからギュッと抱きしめられた。
驚いて彼の方を見ると友達だと言われ、私は嬉しくて抱き返した。
私は彼からゆっくりと離れると、ニコッと笑って見せた。
『・・んじゃ、お言葉に甘えさせてもらって、後は皆に任せるね。
私、おふ・・湯浴みしてくるから、あがったら、元親の部屋に行けばいいよね?』
「おう。ゆっくりしてきな」
『ん、あざッス。・・それじゃ、失礼します!』
私は元親と約束すると、静かに部屋から出て行き、湯浴み処に向かった。
ゆっくり入って、あがると、政宗さんから貰った浴衣に着替え、元親の部屋に向かった、が、
途中で外が見えたため私は外に出て見たのだった。
。+。第百三十五話。+。 綺麗な瞳に映る醜い俺。→←。+。第百三十三話。+。 部屋?・・ああ、俺の部屋だ(ニッコリ)
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時