。+。第百三十話。+。 探索隊出動!・・って、あれ?一人だ・・(泣) ページ39
貴女side
『・・こ〜じゅさんっ♪』
バッ、ギュウ・・。
「・・うぜ(どうした?A」
『本音と建前逆になってますよォォ?!・・なんとなくです!こじゅさんてお父さんみたいだから、つい・・』
「そう、か・・」
私が、座っている こじゅさんに後ろから抱きつくと、いつものカっチョイイ彼とは思えないほど怪訝な顔をされた。
意味の解らない理由を言うと、彼はフッと笑って、こじゅさんをギュッと抱きしめてる私の腕に優しく触れた。
・・古い恋愛ドラマみたいだなオイ!何で私こんなことしたんだ?!
と、思っていると、後ろからトントンと肩を叩かれ、振り返ってみた。
『?・・元親、政宗さん』
「右目の兄さんに何やってんだ?お前」
「・・・」
『さあ?自分でも解んない!・・んで、何の用?私とこじゅさんのラブラブタイムを邪魔してまで』
「ラブラブなんざしてねェ」
「まあ、A、そう怒るな。邪魔したのは悪かったな」
『ほんとだよ、全く・・』
「ラブラブしてねェっつってんだろ、聞いてんのかオイ」
「んで、本題に入る」
「俺は無視か」
見ると、政宗さんと元親で、私は元親をギッと睨むと、こじゅさんにより強く抱きついた。
ふざけて言ってると、本題に入ると言われ、私はゴクンと生唾を飲んだ。
『本題って・・?』
「ああ、実は―――・・独眼竜が超酔っちまってるから、部屋に寝かせといてもいいか?」
『ズッコー!!)そんなことかい!!・・許可取る前に、早く寝かせてあげてよ!!』
「今回はAの言うとおりだな。長曾我部、政宗様を頼んだぞ」
『え?!こじゅさん敵さんに大将預けちゃっていいんですか?』
「・・・」
『そんな“伊っ達 面倒くさいんだもん☆”って顔しないでくださいよ!!』
「冗談だ。オラ、俺が運ぶからお前が部屋に案内しろ」
「おう!」
『・・・』
何だと思ってドキドキしてると、政宗さんを寝かせてあげたいとのコトだった。
的外れなことだったため、私はズッコケテしまった。
なんやかんやで こじゅさんが政宗さんを運び、元親に部屋を案内しに行ったため、
私はポツンと一人になった。
『・・私の扱い雑ぅぅぅぅぅ!!!・・こうなったら、この中探索してやるか!!
A探索隊!出動ォォォォ!!!』
私は一人悲しくそう叫ぶと、この城の中を探索することに決め、城内へとズンズン歩いて行った。
。+。第百三十一話。+。 大変だから、(暇つぶしに)手伝うよ!!→←。+。第百二十九話。+。 言わないと解らない事ってあるでしょうがァァ!!
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時