。+。第百二十一話。+。 ・・楽しそうでいいでちゅねー(棒) ページ30
貴女side
『・・そういや、何でここに来たんですか?政宗さん』
「Ah?・・バカンス的なやつだ」
『そんなに私を罵って何が楽しいんですか!!』
「馬鹿ンスじゃねェ!バカンスだ!!」
『・・バカンスってなんでしたっけ?』
「・・知らねェ」
ぐっ、ふわっ・・。
『?!』
元親に挨拶し終わると、政宗さんに“なんでここに?”と問うた。
ギャーギャーやっていると、後ろからグイッと引き寄せられ、いつの間にか私は担がれていた。
『も、元親?!こっ、怖いってェェェェ!!!』
「よっこいしょっと・・」
ダンっ!!ブワっ・・!!
『あああァァァァ!!!』
「「A!!」」
彼は碇型の槍をブンッと上に向かって投げると、地面に突き刺し、そのまま腕力で上に上がった。
私は未だに担がれていて、下には驚いている双竜の姿。
「・・独眼竜!Aにカラクリを見せてやりてェから、待っててくれ!!」
「Aaaan?!別に俺らが付いて行ってもNo problem・・」
「政宗様。いくら宿泊を許可されても、敵は敵。自らの手のうちは晒すはずもなし」
「そういうこった!!」
「Shit!!・・Aに何かしたら、解ってるだろうな・・?」
「解ってる!!・・A、行くか」
『あ、うん!!』
どうやら元親は私に何か見せてくれるようで、政宗さん等をそのまま待たせるらしい。
彼がフワッと優しくおろしてくれて、私はハッとすると、彼の後に付いて行った。
***
『うわァ・・!!すっげェェェェェ!!!』
「だろ?!特にこのカラクリなんてな・・!!」
『ふんふん!!』
作業してる部屋に入ると、大きいモノから小さいモノまで、様々な機械を造っていた。
私が凄いと褒めると、彼は目を輝かせて色々説明してくれた。
なので私も頷きながら彼の話を聞いていた、が、途中でポンと肩を叩かれ、振り向いて見た。
『・・え、えっと?』
「アニキ!このお方はアニキの女ですかィ?」
「え、アニキに女が?!」
『違う違う!!私はそんなんじゃ・・!!』
「違う。コイツは音竜っていう、独眼竜の女だ」
『それも違うっつの!!』
「・・俺が女なんかつくるわけねェだろ!!」
全「・・アァァァニキィィィィ!!!」
『・・・楽しそうでいいですねー(棒』
・・彼の軍のtensionに疲れた私はそそくさと政宗さんの元へ戻った(笑)
。+。第百二十二話。+。 ・・ラスボス降臨なう、だとっ・・?!→←。+。第百二十話。+。 はよ!!はよ退いてェェェェェ!!
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時