。+。第百十四話。+。 しわくちゃババアになるまで生きたらァァァ!! ページ23
政宗side
****
Aが眠り続けて、今日で二週間目。
朝飯中だが、どこか皆活気がない。
俺はボーっとしながら曇天な空を見ていた。
「・・様、政宗様!」
「Ah?ああ、小十郎か・・」
「何日もあまり食さずにいると、身体に悪うございます。
Aなら、大丈夫でしょう。だから心配しないで、お食べになってください」
「・・Aは眠り続けて何も食ってないって言うのに、俺が食えるか」
「そ、それは・・・。ですが、満月も生きてる故、Aも必ず目を覚ますと・・」
「Haa・・A・・」
「政宗様・・・」
俺は小十郎が言ってるのも耳に入らずに、ずっとAの事を考えた。
・・俺は、何でここで飯を食おうとしてるんだ・・?
Aは眠り続けていると言うのに・・。
そう思いながら、また曇天の空を仰いだ。
*貴女side*
『・・・はっ!!・・って、朝か・・なんじゃこの部屋・・。
・・いってェ・・!』
バチっと目を覚ますと、もう朝になっていた。
辺りを見ると、自室じゃない事に気づき 立とうとしたが、ズキっと痛みが走って、
また布団の上にうずくまった。
『・・私、アイツに負けたんだっけ・・?
・・な〜んも覚えてねェわ!!・・ってか、何で花?私死んでないんだけど!!』
腕を組んで考えても何も覚えていなくて、フと隣を見ると花が置いてあり、
私はそれを掴むと どうにか立ち上がった。
『朝って事は、皆ご飯中・・?なら、あの部屋だ!!!』
私は花を片手に持ち、足を引きずりながら、皆が居るであろう部屋に向かった。
***
・・スッパーン!!
全「?!」
『・・・おっはようごっざいまァァァァッス!!!
・・全く、花置いておくなんて、酷くないですか?!
私はまだ生きてます!!シワクチャなババアになるまで生きてやらァァァ!!』
双竜「A・・」
成実「A、ちゃん・・・」
『なんですか、人を化け物みたいに・・』
全「・・っ、うぅっ・・Aさァァァァァァん!!!!!」
『えっ、ええェェェェ?!ど、どうした・・?!』
私が文句を言いながら派手に登場すると、皆化け物を見たかのように 驚き 目を見開いた。
・・み、皆、一体なんなんだよっ・・・・?!
。+。第百十五話。+。 ・・・Good morning!!!→←。+。第百十三話。+。 冷たくて、何所か悲しい雨。
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フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時