。+。第百九話。+。 ・・奥州は、私が護る・・!!! ページ18
貴女side
『・・私だって、やったるわボケェェェェェ!!!』
全「Aさんッ?!/A様ッ?!」
『・・花実ちゃん、ごめん・・!!』
「きゃっ・・?!」
皆が居る外に走って出ると、当たり前だが皆驚いていた。
私はそんなの気にせずに、花実ちゃんからバッと長刀を奪い取って、
彼女をドンっと突き飛ばし、尻もちをついたところで、ババンっと門を閉めた。
・・これで私は逃げられないし、皆も出られなくなった。
でも、それくらいの覚悟があるんだ。
『ふぅ・・・』
ドンっ!ドンっ!!
「やっ、何で開かないの・・?!Aさん!!開けて・・!!!」
『・・ごめんね』
「Aさんッ・・!!」
門の向こうで花実ちゃん達が 泣き叫びながら開けようとしているが、私が触れるまで絶対に開かない。
・・そういう防御なのだ。
私は幸村さんからもらった鉢巻きをキュッと巻き、長刀をギュッと握った。
ザっザ・・・。
「ふふ・・おや?貴女は・・」
『ふーっはっは!私は奥州の音竜だ!!』
「・・存じております」
『こりゃ光栄ですな。・・アンタが、明智光秀?』
「ええ。・・音竜と一戦交えられるなんて、私にとって凄い御馳走ですよ・・!!」
『・・・(あ、このコ病気だ)・・何でココを攻めるの?』
「暇、ですから」
『・・暇つぶしで容易く この城を落とせると思うなよ・・。
・・ここは・・奥州は、私が護る・・!!!』
クネクネと気持ち悪い奴をギッと睨むと、私は静かに長刀を奴に構えた。
*政宗side*
「・・妙だな・・小十郎、変だと思わねェか?」
「・・敵が、防御が弱すぎる、という所が変だと」
「だよな・・」
俺は馬を駆けらせながら、腹心とそう話した。
結構な距離を進んでいるが、今まであまり敵兵と出会わなかった。
・・ザワザワと胸騒ぎがする。
顔を顰め、胸騒ぎをする胸を抑えると、ドドドっと伊達軍の兵が駆けてきた。
「・・筆頭ォォォ!!小十郎様ァァァ!!!」
「何だ騒々しい・・!!」
「何があったんだ・・?」
「・・お、奥州に、城に、明智光秀が攻め込んでいる模様・・!!」
「・・Aっ・・・!! チィッ!!俺は先に戻る!!
小十郎、任せたぜ!遅れて来い!!」
「御意!!」
「Ha!!!」
俺は猛speedで奥州に向かった。
・・Aっ・・A・・!!!
。+。第百十話。+。 秘・技☆ トマトジュースぅぅぅぅ!!!→←。+。第百八話。+。 ・・私だってやったるわァァァァァァ!!!
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フブキ - cocosさんの作品は最高です!政宗おち、もっと見たいです(*´ω`*) (2014年3月23日 12時) (レス) id: 9c9583d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 面白いです!!政宗さん可愛い(//△//) (2014年3月15日 11時) (レス) id: ff60dff72c (このIDを非表示/違反報告)
くまマン - 夢主のテンションがスッゴく面白くてこれからの政宗とどうなるか楽しみです(*^^*) (2014年3月14日 23時) (レス) id: 4f682a6280 (このIDを非表示/違反報告)
美月桜浬(プロフ) - 毎回更新後に見てます!頑張ってください (2014年3月14日 21時) (レス) id: cb83651ab1 (このIDを非表示/違反報告)
そると - はじめまして!3おめでとうございます!!前作のみーとぅー面白かったです(笑)続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2014年3月3日 23時) (レス) id: d8723d8861 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年3月3日 20時