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88話 ページ38

「それと同時に恐ろしくなった

彼奴を殺りそうな勢いだったからな」




あの時の馬鹿殿ね……




「五歳にしてあのような殺気を纏った者は初めて見た」




三成様は月から目を離し私を見る


その目は鋭い目ではない


優しそうな目だ




『貴方は少し寝た方が良いわ

顔色が悪いもの…

膝を貸してあげるから寝たら?』




そう言うと驚いた顔をした三成様だったけど「失礼する」と言い、私の膝に頭を乗せる


頭を撫でてあげると三成様の寝息が聞こえた




『フフフ…』




私は月を見上げた

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作者名:月読巫女 | 作成日時:2016年10月23日 17時

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