【文スト】愛されてるあの子と愛されない私【太宰治】【中原中也】

理由 ページ12

生きる……理由？


"生きる理由になってやるよ''


その言葉は、今の私のポッカリと空く心の中に

何かを丁寧に植え付けるような、

そんな感じだった


｢生きる……理由かぁ｣

暫し、じっくりと考えてみる。

中也｢おう、とりあえず、場所変えようぜ｣

うん、と頷き中也の後をついて行く


そう言えば、私がマフィアにいた頃よりも身長伸びたな


しっかり男らしい体つきになってるな…









いやいやいやいやいや！！

何を考えているのだろう私は、

頭をブンブンと振って冷静さを戻す








そして、冷静にした頭の中では

2つの疑問が浮かぶ。







1つは、そもそも何故、みんなが私を避けるようになったのか。


そもそも何かしら悪い事をした、なんてことはなかったはずだ

では何故？

そう言えば、私が避けられるようになったのは

鏡花ちゃんや敦くんが探偵社に入ってからだ











鏡花ちゃんや敦くんが入ったから、

私はもう必要ないってこと？


そこで私は考えるのをやめた

これ以上考えると悲しさと寂しさで

どうにかなっちゃいそうだったから。





2つ目


何故中也は、私のために

ここまでしてくれるのだろうか。

中也にとっては、なんのメリットもない

ただの探偵社の揉め事のはずだ。

なのに何故？









ｼﾞｬﾘ……


と、目の前で中也が止まった

それに合わせて私も止まる


中也｢ついたぜ｣

そこは昔、よく見なれた









中也の家だった。









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皆様！

評価、お気に入り登録、ありがとうございます！

まさかの総合順位6位！！

やべぇ夢かもしれねぇ


とか思いましたはい

本当にありがとうございます！

これからも、この小説をよろしくお願いします！

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