強引なお誘い ページ35
．
その時、震えたおしりのポケットに入ったケータイ。
【打ち上げ来るだろ？】
…だよねぇ…
そう来ると思った。困
「テギョン君？」
「…うん…」
「さっきまであんなに楽しそうにしてたのになにその顔は！笑」
「これ…」
LINEの画面を見せると、ハニも苦笑い。
きっと、私の気持ちを分かってくれてるんだろう。
「…行きにくいよねぇ。苦笑」
「…そうだよー…困
大人数だし…それに、打ち上げはあのステージを作り上げた人たちでするものじゃない？普通は…」
「だよね。苦笑」
「なのに…困」
毎回。
ほんっとに私が見に行くときは毎回！
断っても断っても誘って来る。
その心は？！←
「あー…まぁ…テギョン君の気持ちも分からなくはない…けど」
「え？！」
なんで？！なにが？！
と思ったら、またまたテクからのLINE。
【今どこ？早く楽屋来いよー】
「………」
もういいや、無視で。
LINEに気付かなかったことにしちゃおう。
既読付いてるけど。←
「悪い顔してるから！笑」
「ハニ！帰ろう！笑」
「いいの？笑」
「いいよいいよ！やっぱり打ち上げは私が行くところじゃないし、行っても気後れーーー」
bbbbbb…bbbbbb…bbbbーーー
「すごい鳴ってるけど？笑」
「う…」
「出なよ。笑
出るまでかかってくるよ、きっとそれ。笑」
「あーもう！」
人の気もしらないで！怒
「何！」←
(「お前こそなんだよ！既読無視か！」)
「バレたか」
(「当たり前だから！てかマジでどこだよ？早く来いよ、みんな待ってるし」)
「行かないってば！いつも言ってるでしょー(＞_＜)みんな疲れてるんだし、それに打ち上げはーーー」
(「はいはい。それはもう聞き飽きたから」)
じゃあ言うなーーー！
という言葉は寸でのところで飲み込んでーー
「みんなに会いたいのはやまやまなんだけど、もう終電がーーー」
「ソウルなめんなよ」←
「帰って犬にエサをーーー」
「飼ってない」
「お母さんが危篤でーーー」
「勝手に殺すな」
「えっと実は熱が」
「はいはい。分かったから。つーかスタッフに出口で捕獲させるからいーや。じゃああとで！」
「ちょっとーーー？！」
………困るんだってばー！！！
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はるか(プロフ) - 初めまして。とても面白かったです。続きが見たいのでパスワード教えていただきたいです！ (2022年12月13日 13時) (
レス) @page45 id: c919f8f3dd (このIDを非表示/違反報告)
wanyantaro(プロフ) - はじめまして。続きが読みたいのでパスワード教えて下さい。 (2021年7月12日 0時) (レス) id: c0a66bd2e3 (このIDを非表示/違反報告)
alisassas(プロフ) - パスワードを教えていただきませんか！続き読みたいです！ (2021年6月27日 2時) (レス) id: 79b1957f22 (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - パスワード教えて下さい。お願いします (2018年11月19日 17時) (レス) id: ce80ff39ee (このIDを非表示/違反報告)
Naishan(プロフ) - パスワード教えてください！続きが気になって気になって… (2018年3月29日 11時) (レス) id: 4ed97d097a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m
| 作成日時：2013年4月1日 18時
