変なマフィアに俺を入れてくれてありがとう標的4 (ページ10)

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番外編1 ページ10

さて。前の話を読んでわかっている通りヴァリアーに呪いの話やら俺の匣の話やらをして、その後1日寝泊まりしたのはご存知だろう。
内容は作者の文章力の関係上本編に上手く繋げることが出来ず番外編として今から数話に渡り記させてもらう。

………

…………

……………

場所はヴァリアー城。

本日俺はここで体力回復のために泊まることになった。

やはり城は広い。
うちの本丸は審神者界では1番の領土を持っているそうだが、まぁそれのほとんどが山やら海やら自然が幾度であり俺たちの住む建物の方はそこまでデカくないのだ。まぁその建物も審神者界で1番デカいそうなのだが……

まぁ要するに俺が言いたいのは俺が住んでたのもここまでデカくはねぇってことである。

さて、今のイタリアは真夜中。
一般ピーポーはおねんねしてる時間である。1日借りる部屋に案内してもらった俺もおねむなので寝たいのだ。今日は呼んでもないミルフィオーレ共(怒)の襲撃のせいで寝てないのだ。つまり寝たいのだ。

ﾖｯｺｲｼｮ｡さーて寝るか。と何故かテーブルの上にご丁寧に用意されていたパジャマに着替えベッドに入ろうとする。

すると＿＿

《ﾊﾞｧﾝ!!》

ベル「姫〜！！王子と遊ぼうぜ〜！！」

寝させてくれよ

ノックなしでドアが壊れたんじゃないか？と疑うほどの勢いで入ってきたのはベル。
普通の女の子の部屋に入る時はノックしてやれよイタリア男………俺だからいいものを………

遊ぼうと言われた。
あれ？こいつ今26歳だよな？
その歳で遊ぼって何で？
あ、もしかして戦うのか？

フラン「遊ぶのはこれですー
じゃーん
『ドキドキ☆王様ゲーム』
パチパチー」

幻術で出したであろうテロップを俺に見せて相変わらずの棒読みで言うフラン。

神倉「王様ゲームってアレだろ？くじ引いて王様になったヤツが番号言ってその番号だったヤツに命令できるってヤツ」

フラン「そうですー。ご説明ありがとうございますー」

ベル「とりあえず行くぞー。みんな待ってっから」

拒否権なしかよ………

寝たいからと断ってもいいのだが今俺は泊めてもらってる身なのだ。断ってしまっては立場ってモンがな……

俺は着替えるのもめんどくせぇと思いパジャマのまま部屋を出て2人に着いて行く。