221話 ページ9
ヴァリアー諸君に俺の話をした後。俺は体力回復のためにヴァリアー城で1日過ごした。
外で何もしてないとはいえずっと霊力を使ってた上にその後すぐに多大な霊力で匣を開けてワープして日本に戻る程の元気は無いのだ。
それにしてもヴァリアーは凄かった……………
……………食事の時間が。
食器が飛び交う食卓なんて初めてだ。
まぁどこの家庭探してもないだろう。
本丸でそんな事が始まってしまったらただではすまないだろう。歌仙と燭台切が………………この先は言わないでおこう。
さて、なんやかんやで楽しい？ヴァリアー生活を終えて日本に帰ってきた。
神倉「さーてたでぇまだよー」
リボーン「よく戻ってきたなA」
気の抜けた挨拶とともに雲雀のアジトの俺の部屋にワープした。雲雀はどっか行ってしまった(沢田情報)ので赤ん坊がお出迎え。
昨日合流した俺達の時代のバジルも加えて明日から修行が再開だそうだ。
だがその前にバイクを乗りこなすそうで……
なんでもチョイスのフィールドは直径10km。
その中を炎で移動するとなると相手は炎のレーダーで探知してくるのでこちらの動きが丸分かり。
というわけでバイクで移動しようぜっわけなのだ。
という話を雑談混じりで歩きながら話して今後のスケジュールをざっくり理解しておく。
そんな事をしているうちに目的地にたどり着く。
部屋の中からは物凄いバイクの音が聞こえる。
神倉「よーっす」
部屋の中は小さなサーキットになっておりドリフトやらウィリーやら、とにかく中学生って何だっけとなるような乗りこなしが行われていた。
獄寺、山本「Aさん！！」
バジル「A殿！！お久しぶりです！！」
神倉「おぉ、バジル久しぶり。
それにしてもすげぇなぁ………俺も頑張んねぇとなぁ」
ジャンニーニにバイクを出してもらい跨る。
獄寺「流石Aさん！！バイク乗ってても様になりますね！！」
神倉「そうかぁ？
あ、実は俺2輪乗ったことねぇんだわ。俺このバイクが初2輪。」
全「「「え？？？」」」
神倉「仕方ねぇだろ。小中高は学校まで徒歩で行ける距離だしそもそも必要なかったし。乗ったことある乗り物なんてリムジンとトラクターくらいだし…………あ、あとは馬とかかな？」
マシな乗り物なんぞ乗ったことがない。
仕方ないだろ審神者だもん。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次からヴァリアーでの生活の番外編やります
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作者名：王子 | 作成日時：2020年12月20日 21時
