226話 ページ20
白蘭「500万
それが君達をチョイスの舞台へ転送するために必要な炎圧なんだ」
スパナ「MAXパワーのXBURNERの20倍だ……！！」
白蘭「転移装置を使うにはまだハンパない炎圧が必要でね。その炎は君達に自分で用意して貰うのが筋だと思うんだ。
いわばチョイスに参加するためのチケットってわけさ。
結界を張らずにその場で炎を灯してくれれば装置がひろってくれるからね。
あ、脅かすわけじゃないけどもしできなかったら僕は君達に失望してこの街を……
こうしちゃうかもね」
その時。白蘭の目が光り光線を放った。
放たれた先の北山は綺麗に消し飛んだ。
それを顔がすべったとか言って白蘭は笑って済ませていた。その姿はまさに白い悪魔。
リボーン「たしかに世界を恐怖で支配する素質アリってところだな……」
白蘭「さあ早く炎を搾りだしてごらんよ。
約束の12時まであと少ししかないんだからさ。
僕から照射される光がなくなったらタイムオーバー」
白蘭の顔の横に０の羅列と最後にFV。あれは炎のゲージだろう。
そして光が俺達を照らした。その光は急激に狭まっていく。
白蘭「さあおいでってば」
沢田は炎を灯す素振りを見せない。
それでも光は狭まることを止めずついに沢田1人分の幅になってしまった。
白蘭「どうしたのかな？ビビっちゃった？」
沢田「だって……まだ全員揃ってないし」
白蘭「へぇルールを重んじてくれるのは嬉しいな。
でも僕には500万FVを出せない言い訳に聞こえるかな？」
沢田「きっと……きっと来てくれる」
白蘭「でもタイムオーバーだね」
沢田「いいや来る！」
ついに光が沢田の顔のみを照らす幅になったその時、2つ。2つの何かが空に飛び出した。
雲雀「何してんの君達？」
山本「よっ待たせたな」
雲雀と山本だ。
これで全員揃った。
獄寺「10代目！！」
笹川「沢田！！」
クローム「ボス！」
神倉「沢田！！」
沢田「よ、よし…今だ！
ボンゴレ匣！！
開匣！！！！」
全員のボンゴレ匣が一斉に開匣された。
そしてゲージに出された炎圧は_____
入江「1000万FVオーバー！？
(やはり僕は間違ってなかった……
彼らをこの時代に連れてきたのは間違ってなかったんだ！！
彼らこそ白蘭サンに対抗しうる唯一の光_____ )」
若き10代目
ボンゴレファミリー!!!!
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作者名：王子 | 作成日時：2020年12月20日 21時
