223話 ページ17
ディーノ「よしっそろったな」
昨日の夜中に基地に来てみんなと合流したこっちの時代のディーノが仕切っている。
勿論揃ったというのは雲雀以外の事だ。
アイツは俺が起きた頃には何処かへ行ってしまった。
ディーノ「今日から本格的な匣兵器の修業だが。リボーンの1番の教え子であるオレが全体をしきる家庭教師をするとこになった。よろしくな。」
神倉「わーいディーノおにいさんよろしくねー」
ツナ「教育番組ですかAさん!?」
朝からキレのあるツッコミのしてくれる沢田。
元気で何よりだ。
リボーン「ちなみに今回オレはその上の役職“家庭教師の精”だからな」
沢田「妖精になっちゃったよ!!」
リボーン「ディーノがヘボい時は俺が制裁をくだすから安心しろ」
変な妖精姿でワイヤーにつられて登場した赤ん坊。まだ何もしていないディーノに容赦なく蹴りを入れる。
ディーノ「ってことで始めるが…
その前にクローム意思確認だ。
お前はボンゴレ守護者であると同時に骸の一味でもある。ミルフィオーレとの戦いには味方として数えていいのか?」
クローム「私もっとちゃんとして……強いひとになりたい……
それが……過去に帰ることにつながると思うから……」
コクりと頷いた凪の目は真っ直ぐでいい目をしていた。
ディーノ「よし頼んだぜ。
それとランボにも本格的な修業をしてもらう。白蘭を倒すには守護者全員の力が必要だ。
オレはこの時だのツナに聞いてお前達のボンゴレ匣のことを多少は知ってる」
ん?ボンゴレ匣?普通の匣とは違うのか?
と思ったがここで聞いてしまうと話の進みが悪くなる気がしたしあとから説明くれるだろうから放っておくことにした。
ディーノ「そこから考えてそれぞれに違う修行をしてもらうつもりだ。
ちなみに雲雀恭弥はオレとの修業をもう開始させている」
あ、アイツ居ねーと思ったら修業に行ったのか。
まぁ自由だし孤高の浮き雲だし仕方ないか。
ディーノ「じゃあ沢田綱吉!
お前から修業内容を言っていくぞ」
沢田「あ…はい!」
ディーノ「お前は正しく開匣できるまで一人だ」
沢田「え!?……一人って一人ぼっち……!?」
ディーノ「一人といっても匣兵器と一緒だぜ」
沢田「……それだけ……ですか?」
ディーノ「今のがヒントだ」
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作者名:王子 | 作成日時:2020年12月20日 21時