変なマフィアに俺を入れてくれてありがとう標的4 (ページ15)

今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:7,123 hit

番外編6 ページ15

落ち着いて食べれないのかこの暗殺者達は……………

目の前を飛び交うナイフやフォーク、更には皿やグラスまで。

飯は黙って食いたい派なんだが………

俺の方に投げた物が飛ばないように配慮してくれるのはありがたいんだが落ち着いてゆっくり食えやしねぇ……

だが飯は美味い。
このスープも肉も全て美味い。

だがその幸せを壊すかのようにナイフが俺の鼻スレスレで通った。
飯は美味いがそこはマイナス点だな………

ルッス「は〜いAちゃ〜ん♡
今日のドルチェよ〜ん♡」

ハイ、ありがとうございますルッス姐さん。
文句なんて何もありません。
最高です。

なんと俺の後ろ前にはとても美味しそうなイチゴのタルトが。ううっ………輝いて見える……イチゴのタルトが輝いて見えるぞぉ……

ん？チョロいって？
いいじゃん甘いの大好きなんだから。

ってなわけでいただきまーす

神倉「………美味い……」

いや本当に美味い。俺は芸能人ではないので食レポは出来ないがとにかく美味い。
店出せるぞこの味……

……………あ、そういえば食器の雨止まった
というか全員こっち見てた。

フラン「Aさん可愛いですー。」

ベル「ししっいい顔してんね♪」

ルッス「んまぁ嬉しい！
そのタルト手作りなの！喜んでもらえて嬉しいわぁ〜♡」

何はどうあれ俺は甘いものが食えて大満足である。

.

.

やっとだ………やっと日本に戻れる…………
いやー、俺が帰るといったらベルとフランが駄々こねてたから中々帰れなくて………な………

神倉「じゃあ世話になったな」

フラン「次きた時は誰にも邪魔されないようにイチャつきましょうねー。」

フラン「ふざけんなカエル！！
オレとイチャつこうな〜」

レヴィ「気を付けるのだぞ」

スク「またなぁﾞ」

ルッス「今度はいっぱいケーキ用意しとくからねぇ〜♡」

それは感謝。ありがとうルッス姐さま。

神倉「じゃあなザンザス。またいずれ。」

俺は奥で座っているザンザスの前まで来て手を差し出した。
ザンザスはその手を掴んだと思ったら……

ﾁｭｯ

手の甲にキスして

ザンザス「Stai attento(気を付けてな)
Ti amo(愛してる)」

とだけ言った。

イタリア語で言ったのだろうか。俺はまだイタリア語を習得していないためなんと言ってるのか分からない。

そんな謎を抱えて俺は日本に帰った。