番外編4 ページ13
神倉「ハイ全員くじ持って集合」
そういうと全員くじ片手に俺の周りに集まった。
俺は全部のくじを回収し、バレないように見た王様のくじを掴む
神倉「ハイ、王様だーれだ」
俺の急な掛け声に全員反射的にくじを掴み引き抜く。
まぁわかってる通り俺が王様。
神倉「俺が王様ね。
んじゃあ俺寝るから。以上。」
そう言って俺は部屋を出てさっきの来た道を戻りベッドに入って寝た。
残りのヤツらがどうなったのかは知らない。
寝てる時物凄い音が聞こえてきたから多分殺し合いという名の喧嘩でもしていたのだろう。
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ルッス「Aちゃーん。お風呂入れるわよーん」
ルッスーリア…………あぁもうルッスでいいや。ルッスが俺を揺すり呼んだので目を覚ました。
今日はとてつもなく眠い。
俺は眠いながらもルッスの袖を掴み着いていく。
風呂場はやはり城と言うだけあって大浴場。
スクはこれを1人で掃除するのか……他にも仕事あるのに……と気の毒に思いながらも眠く、フラフラと酔っ払いのような足取りで中に入った。
ルッス「8年前にAちゃんがこの城に泊まりに来た時からこのお風呂は日本風になってるのよ♡
お風呂から上がって着替え終わったらそこの壁の赤いボタンを押してね。アタシが迎えに行くから♡」
じゃ〜ね〜。と脱衣場からルッスが出て暫くボーっとして「あ、いけね風呂入んねぇと」と服を脱ぐが途中から記憶が無い。
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ルッスーリアside
《ジリリリリリリリ》
けたたましい音が鳴る。
この音は風呂場の壁に付いているボタンを押した時の音でボスと幹部の部屋だけに鳴るようにしてある。
今はアタシの部屋にしかならないように設定してあるけど。
ワンプッシュで10秒程鳴るはずなのだがこの音はずっと続く。
お風呂に必要な物が足りなかったのかしら……
それともAちゃん何かあった！？
《ダダダダダダダダ》
スク「う゛お゛ぉい！！！！うるせぇぞぉ！！！！」
ルッス「違うわよぉ！！大浴場でAちゃんが……」
ドタドタと部屋に入ってくるや否やAちゃんと大浴場という単語だけ聞き取って走って行ってしまった。
ルッス「ちょっとぉスク！！置いてかないでよぉ！！」
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作者名：王子 | 作成日時：2020年12月20日 21時
