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真央「（人2）ちゃん？」
（人2）「えっ、浅田真央さん!?」
わたしがベンチで一人落ち込んでると
浅田真央さんが話しかけてくれた。
真央「やだ、真央さんだなんて。真央でいいよ。久しぶり、ソチ以来だよね」
（人2）「はい、でもどうしてここに？」
真央「応援に来たの！それよりどうしたの？落ち込んでるみたい。」
（人2）「いえ、べつに…」
真央「わかった、ゆづくんにでしょ？」
（人2）「どうして!?」
真央「さっきゆづくんの隣にいたから、えっと、ゆづくんとはいつから知り合ったの？ソチの頃はそんなに親しくなかったよね？」
（人2）「はい、わたしコーチが羽生くんと同じコーチに変わったんです。そんなに今も仲良くはないですけど」
真央「うそ、仲良く見えたんだけどなぁ。
好きとかじゃないんだ？」
（人2）「そのはず、なんですけど，ザキトワさんと楽しそうに話してる羽生くんを見たらなんだか苦しくなって…会話に入ってけないなってここに。」
真央「そうだったんだ！（人2）ちゃんそれはね、」
大輔「真央ー！」
真央「あっ大ちゃんが呼んでる。
ごめん後で話聞くね！」
（人2）「ありがとうございます。」
そのまま真央さんは高橋さんのところへ
行ってしまった。
すると、羽生くんが私の元へ駆けつけた。
結弦「（人2）ちゃん!!」
（人2）「羽生くん！なに、ザキトワさんと話してたんじゃないの？」
結弦「あ、いや、何怒ってんの？」
（人2）「怒ってないし。」
結弦「怒ってんじゃん！なんか俺悪いことした？」
（人2）「知らないし！」
結弦「あ！もしかして、ザキトワと話してたから？それならごめんって！」
（人2）「知らないよ！話してればいいじゃん」
結弦「ねぇー、ごめん、許して！」
（人2）「ふん、」
ザキトワ「…。」
そんなときほんの少しザキトワさんと
目があった気がした。
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作者名：いつみ | 作成日時：2019年7月9日 10時
