二人目のニンゲン ページ39
…それから、だいたい1年ぐらい経った後。
私が正式に研究員になり、サンズも研究員になった。
…ニンゲンが研究員になるのか!?って、結構大騒動だったんだよ?
でも、厳密には私はニンゲンじゃないってことが証明できて、なんとかなった。
そして、まあまあ穏やかな日々が続いていた時。
この地下世界に、二人目のニンゲンが落ちてきた。
…ま、だいぶ呆気なく死んじゃったけど。
アズゴアにニンゲンが殺されたあと、ニンゲンは博士の研究に使われることが決まったらしい。
博士は狂喜乱舞して、「ニンゲンが調べられる〜!」と言っていた。
…あなたはいいかもしれないけどね、同族の死には流石に嫌悪感抱くんだよ。
ニンゲンの遺品をガーソンさんと回収しながら、ため息をつく私。
…本が好きな子だったのかな。メガネと、ノートが落ちている。
このノート…せっかくだし、使おうかな。
ノートの切れ端を破って、ポケットに忍ばせる。
ガーソンさんはガーソンさんで、商品にすることを思いついて持って帰ってったけど。
…破っちゃったなあ…
ほんの少し罪悪感を抱きながら、帰路に着いた。
早速、研究所ではニンゲンの遺体を博士が解剖していた。
『…うわ。うっわ。わあ…』
目の前でニンゲンの内臓が引き出されたり肉が裂かれたりするのに、久しぶりに恐怖を覚える私だった。
ラッキーアイテム
赤色のソウル
今日の一言(だいたいネタ)
『幽霊っていると思う?』ナプスタ「あ…ボク…」
36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Undertale」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真冬のハイビスカス - ※死んじゃう魔法使いアイリスちゃん*ボードクソさん» あ(察し)アイリス君な…ありがとうございます! (2022年2月26日 7時) (レス) id: 8fca6226df (このIDを非表示/違反報告)
※死んじゃう魔法使いアイリスちゃん*ボードクソ(プロフ) - わー!!すげー!文才力爆発してる!!!かっけぇええ!!!有名な小説家になるの期待 (2022年2月25日 20時) (レス) id: 518bed0004 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ