オタク度 108% ページ8
.
この場にいる全員からの視線が、痛いほど突き刺さるため、私は椅子から立ち上がり、この場を離れようと試みる。
が、誰かに腕を掴まれた。
「逃がさないよぉ、クソガキ。今のは本当?何で今まで黙ってたわけぇ〜?」
「だって、私が小さい頃からダンスやってたって言っても、信じてくれなかったじゃないですか!」
今更、私が言ってなかったみたいに人のせいにするのは、やめて欲しい。
まぁでも、君塚さんも口で言っただけで、実際、私が本当に世界大会で三位だった証明なんてない。
あー、この話早く終わんないかなー。
プロデュースさっさと終わらせて、家帰ってゲームしたーい。
「Aが踊ってるところ、見たいんだけど」
「あぁ、それなら動画あるわよ。世界大会の時のやつとか、最近ならチア部の時のやつも」
「は?ちょっと綾花さん、それ何処から持ってきたの?」
「まぁまぁ、いいじゃないの!見る人は集まってちょうだい」
本人の意思確認は、ない感じですかね?
瀬名先輩に腕を引かれたまま、綾花さんの元へ向かう。
幸い片手が空いてたため、ポケットからスマホを取り出して、ゲームをやることにした。
117人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏李 - とても面白かったです。! 続編楽しみにしてます! (2019年12月7日 16時) (レス) id: 663d9c3cae (このIDを非表示/違反報告)
凛緒(プロフ) - この作品大好きです!凄く胸にきました。続編が出来ることを楽しみにまっています! (2019年5月1日 16時) (レス) id: 49089506da (このIDを非表示/違反報告)
みかん中毒者 - 1~3全部見ました!!共感できるところもあって面白いです!頑張ってください!! (2018年1月24日 18時) (レス) id: eea0661623 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水神友花 | 作成日時:2018年1月21日 17時