【あんスタ】オタクですが何か？〜３〜

オタク度 １２３％ ページ23

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昨日は、熱中症で倒れたり、色々と散々だった。



今日は、体調に気を付けながら頑張ろう。



「Aちゃん、ちょっとプロデュースの事でいいかな？」



「あんずちゃん！いいよ、何かな？」



ホッチキスでまとめられたプリントを持ったあんずちゃんの元に向かい、話を聞く。



内容は、今日のKnightsのレッスンは、二人で行うから、それの打ち合わせのようなものだった。



「でね、この資料のここなんだけど……」



「あ、それ持ってない。ちょっと見せて」



「いいよ。はい」



持ってない資料の内容を確かめるために、私はあんずちゃんに近付いて、それを覗き込んだ。



お互いの肩が触れ合うくらいに近く、少し暑いくらいだった。



「それで、あんずちゃんはどこの事を言ってたの？」



「えっと、ここなんだけど……きゃあっ！」



「あんずちゃんっ！！」



いきなり前に倒れ込んだあんずちゃんに駆け寄り、優しく抱き起こす。



「大丈夫、ケガはない！？」



「うん、大丈夫だよ」



彼女が言うように、どこにもケガがないか確認すると、私はあんずちゃんを突き飛ばした彼を、睨みつけながら立ち上がった。



「水津……お前マジでふざけんなっ！！」

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