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「……ねぇ、ま〜くん」



「どうした、凛月」



「あいつ、誰?」



視線の先の光景に、今まで重たかった瞼が開き、一気に眠気が飛んでいった。



見知らぬ男子生徒が、Aの両手を嬉しそうに取り、話をしている。



そのAは、今まで見たことがないくらい



______________怯えていた。




「あいつ、今日から隣のクラスに転校してきたアイドル科の生徒で、名前は確か、【水津 碧】だった気がするなぁ」



「水津碧……」



もちろん、知り合いでも何でもないわけだから、初めて聞く名前。



でも、Aはどうやら知り合いのようで、「どうしてこいつがここにいるの?」とでも言いたそうな顔をしていた。



Aの足元には、沢山の紙が落ちていて、水津碧に掴まれた手は、若干震えていた。



それに気付いている、ナッちゃんやコーギーが止めに入るも、そいつは聞こえてないかのように振る舞い続ける。



とても、腹立たしかった。



俺は立ち上がると、A達のところに足を進めた。

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夏李 - とても面白かったです。! 続編楽しみにしてます! (2019年12月7日 16時) (レス) id: 663d9c3cae (このIDを非表示/違反報告)
凛緒(プロフ) - この作品大好きです!凄く胸にきました。続編が出来ることを楽しみにまっています! (2019年5月1日 16時) (レス) id: 49089506da (このIDを非表示/違反報告)
みかん中毒者 - 1~3全部見ました!!共感できるところもあって面白いです!頑張ってください!! (2018年1月24日 18時) (レス) id: eea0661623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水神友花 | 作成日時:2018年1月21日 17時

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