花 9 ページ11
Aside
?「へ〜綺麗な声だね。あの子、君の妹なんでしょ?」
オレンジっぽい髪をした男が話しかけて来た。なんと言うか、かなり色気のある人だ。
A「ああ。恋羽は高い声が得意なんだ」
?「おい神宮寺!」
パッツンに切ってある髪を揺らして青い髪の人が来た。
?「初めまして。俺は聖川真斗と言う。以後よろしく頼む」
と挨拶してからオレンジの人の方を向く。
?「挨拶もせずいきなり話すのは失礼だ」
?「確かに、聖川の言う通りかも。ごめんね?俺は神宮寺レン。よろしく」
パチッとウインクされた。多分、というか絶対チャラい!
?「素晴らしい歌声でした。ミューズも喜んでいるでしょう」
今度は緑色の目をした人が来る。誰だ。
?「初めまして、私は愛島セシルです。どうぞよろしく」
音「ここにいる皆と、あっちにいる翔と那月。僕たち7人で『ST☆RISH』っていうグループなんだ!」
ニコッと笑って一十木は言った。
これが、アイドル。ST☆RISH………。歌って、踊って、皆を笑顔に出来るアイドル…………。
?「イィィィィイエェェェエスッ!!!」
A「!?」
来たなグラサン!!お前が全ての情報を持ってんだ!早く降りて話しやがれ!
?「ハーイ!ミナサーン、仲良く出来てマスカー?」
月「みんな集合〜!」
日「何で普通に登場出来ないんだ………」
降りてきた3人の前に出る。
A「一体どういうことか説明あるよな?」
月「も〜焦っちゃ駄目よ!今から全部話してあげるから!」
当たり前だ!アイドルになれって意味不明なこと言われてこんな拉致紛いのことして知らん男11人と会って何が目的だよ!?
?「その前に自己紹介デース!ミーはシャイニング早乙女!以後 社長と呼んでクダサーイ!」
誰が呼ぶか!!
月「私は月宮林檎!改めてよろしくね♪」
こちらとしてはあまりよろしくしたくない。
日「日向龍也だ。あんな拉致紛いのことして済まなかったな」
本当だよ!
月「次は、QUARTET NIGHTの紹介!」
月宮さんが手を向けると部屋が暗くなり、ナオミと話していた4人にライトが当たる。
嶺「初めまして!僕ちんは寿嶺二!よろしくね!」
蘭「黒崎蘭丸だ」
藍「美風藍。よろしく」
カ「ふん。やる気のない奴に教える名前などない」
嶺「ミューちんだよ!」
カ「違う!カミュだ!」
なんとも個性の強いグループだな。
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作者名:観月るう | 作成日時:2017年11月29日 0時