お日様系役者とストーカー予備軍 ページ1
「咲也くんおはよ！」
「あ、Aさんおはよう！」
「今日遅刻でもしそうだったの？寝癖ついてるよ？」
「えぇ！？どこ！？」
「この辺り！」
「……ここ？」
「もうちょい右……あ、そこそこ！」
「……ほんとだ、学校ついたら直さなきゃだね！」
「そうだね〜！でもそのままでもいいと思うよ！かわいいし！」
「ええっ！？そ、そんなことないよ！？」
「ってことがあってね……咲也くんまじかわいい…今日いつもより17分遅く来てたし寝坊してたのはわかってたんたけどね……？」
「Aほんと気持ち悪りぃ……」
「やめて摂津くん言わないで知ってる」
「自覚あんのかよ」
「いつもわざわざ家を30分早く出て咲也くんの通り道にあるコンビニで朝ごはん買ってるの。店出るタイミングで偶然かち合うようにしてるの」
「A、気持ち悪い」
「いやまじでかわいすぎない……？大丈夫なの……？」
「うわぁ……」
「はー……咲也くん……」
「……オレは万里くんって呼ばねぇの？」
「？なんで？彼氏でもないのに」
「(コイツ頑なに咲也以外を名前呼びしないよなあ)」
「咲也くんと摂津くんが同じ劇団に住んでるの私知ってるよ」机バン
「おー。知ってることは知ってた」
「なにその言い回しかっけぇ…じゃなくて！なんで同じ劇団にいるくせに私に稽古中の咲也くん写真をくれないの！！！」
「言われてねぇし」
「察せよ！！！！」
「無茶言うな…お前みたいなのにあげたくねーわ」
「貴様それが本音か許さぬ」
ーーーー
咲也くんのストーカー予備軍
まだ付き纏ってはないからストーカーではないけど咲也くんの行動パターン把握してる。
万里くんとはまぁそれなりの仲。モブと絡ませるよりはキャラのがいっかっていう安易な考えで登場
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くるりんぱ | 作成日時：2018年3月18日 1時
