26.I'm glad unharmed ページ26
Aside
目を開けるとまだまだ鉄格子の中にいた。
中はさっきよりも一層暗くなっていた。
周りを見ると鉄格子の向こう側には何時間もかかるであろう砂時計が置いてあった。多分、あの砂時計が完全に落ちたならば私を連れ売り出すのだろう。
ードコォン!
すると、何かの爆発音がした。
私は即座におそ松さん達の顔が思い浮かぶ。
そして私は願う。
ー『どうか無事でいて欲しい。』
あの爆発音は、多分トド松さんと一松さん特製の爆弾だろう。
コツコツと黒焼組の大勢の部下達が爆発音のした場へと向かう。
すると、銃声の音と奇声の声が鳴り響き始めた。
・
・
40分ほど経っただろうか?
銃声は鳴り止みコツコツと数人の足音がこちらへと向かう。
そしてガチャリとドアの開く音がする。
ドアの方向にはおそ松さん達が血まみれの服を着て立っていた。
「よお、Aちゃん?お久しぶりだなぁ。」
にこりと笑いおそ松さんが言った。
私の目からは自然と涙が溢れていた。
「…泣かないでよ…」
「…怖かったでしょう?」
一松さんさんやらが私の頭を撫でたり背中を軽く叩いたりと慰めてくれる。
「遅れてごめんね?色々と調べたりしてたの。」
トド松さんがあざとく謝る。
『皆さん無事でよかったです。』
私は涙を流しながらも微笑む。
「それはAちゃんでしょ?俺らは無事だったよ。」
おそ松さんはそう言い私の頭に手を乗せた。
すると、またガチャリとドアの開く音がする。
ーー「おいおい、てめぇら、この俺様を忘れてはいねぇだろうなぁ?」
ーーそこには黒焼組のボスが立っていたのだ。
27.Because a child does not need→←25.Hanamaru Pippi
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橋本(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます、気づかなかったです〜 (2018年12月27日 1時) (レス) id: cee43a9737 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 31のチョロ松の台詞で、『みつかった?』と思われる台詞が『みたかった?』になっています。 (2018年12月26日 21時) (レス) id: e38acbcc92 (このIDを非表示/違反報告)
青柳(プロフ) - 遙世(はるかぜ)さん» 私もGoogle解釈に頼りっぱなしです…(笑)大した意味もないので流して読んじゃってください〜 (2017年10月3日 2時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
遙世(はるかぜ) - タイトルが英語(多分)だから読めん (2017年10月1日 20時) (レス) id: 56d8891a90 (このIDを非表示/違反報告)
青柳ゆうひ(プロフ) - アオリさん» わわ、ありがとうございます〜 (2017年1月3日 8時) (レス) id: d8f83f5a09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:橋本 | 作成日時:2016年9月26日 16時