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20 うらたside ページ21

Aの様子がおかしかった




センラと何かあったのか。



いじめでもされているのか。



俺の中には不安がつのるばかり





だから、思い切ってAの家に言った





追い出されると思っていたが




案の定追い出された




俺は失礼かもしれないけど無理矢理家にあがった






ごめんな。本当は告白するつもりなんてなかった。





お前とセンラが仲良くしてるとすっごく羨ましくて




嫉妬だっていっぱいした




独り占めしたいなんて何度思ったか…。




でも幸せそうに笑う2人が嫌いじゃなかった






でも、苦しそうに笑うAを見たくなかった




もしセンラが原因なら俺が助けれるかもしれない




弱みに浸かるじゃないけど




もしかしたら手に入るとも思った




でもやっぱり君の答えは『ごめんなさい』だった





だから、センラが好きなのかって聞けば違うと




センラを恋愛対象で好きじゃないと言った





でもさなんでそんな悲しそうな顔するの




なんで今にも泣きそうな顔するわけ




でもやっぱり弱い俺は…





「ごめんなw今のは嘘だよw全部嘘だwだから、忘れて?」






そうとしか言えなかった




困った顔をする君。




渋々OKしてくれた





久々に2人で生放送でもするかと思ったけど




今の俺はきっと涙が出てしまいそうで




怖くて止めた




「久しぶりにさ、スマブラしよーぜ?」




なんて声をかけると最初はびっくりした顔してたけど



少し微笑んで




『うん!』





あぁ、俺はそんな君を好きになったんだろうな





もしセンラが君を傷つけるなら



君を泣かせるなら





俺はすぐに君を奪いに行くよ







そんなことにならないように





しなくちゃいけない







そうなってしまえば、







きっと元に戻るのは大変、、、





いや







もう元に戻らないかもしれない





ねぇ、A。





明日からまたいつもの笑顔見れるかな?









*

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設定タグ:浦島坂田船 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:はるや x他1人 | 作成日時:2017年7月31日 19時

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