おそ松彼氏。[ おそ松さん ]

夢 ページ41

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お「おーい。…おーい！！Aーー！！」



「…っは！！！！」




目を開けると、目の前にはおそ松の顔。


そして何故か私はふかふかのベッドにいた。




「あれ、どうして私こんなところに？！…さっきシャワー浴びようとして……」


必死で頭をフル回転




お「お前急に湯船に浸かったと思ったら今度は中にもぐり出してさ、

んで俺が気づいた頃にはのぼせてたんだよ。で、この旦那様のオーレーが、ここまで運んでやったってわけ。ﾆﾔ」




そ、そうだった、、、


急にお義母さんから言われた言葉を思い出して変におそ松のこと意識しちゃって


なんとか気持ち紛らわすためにお湯に潜ったんだった…


それでのぼせて結婚初夜に旦那さんに運んでもらうって……恥ずかしい……黒歴史すぎる……



「あり…がとう、重かったよね、ごめん」


お「胸が普通よりない分軽かったから気にすんな〜」


ﾄﾞｽｯ(腹パン)


お「ｯｸﾞﾌいってえな！！！何すんだよ！この怪力女！！！」


「あんたがクソみたいなこと言うからでしょ？！！このクソニート！！！」






あーもうこのホテルの雰囲気が台無し！！！


普通こんな部屋に男女二人がいたら何かしら起こって当たり前なのに私たちは……



「おそ松はもうこのベッドには入ってこないで！！私の領域だから」


お「はぁ？！じゃあ俺どこで寝んだよ！こんなキングサイズぐらいあるベッドがお前の領域？！大の字で寝ても寝きれねえっての！！！」


「あんたはそっちのソファで寝たら？私みたいな''怪力女''なんかと寝たら潰されちゃうんじゃない？？」



ふんっと言わんばかりの口調で私はおそ松に言った。


グチグチ言っているおそ松を無視して、キングサイズぐらいあるであろうベッドに大の字になって瞼を閉じた。









.








？「…ぞ、」




ん…



なんか優しい声がする



夢？





？「…風邪ひいたって知らないからな」




そう言いながら、

夢の中で誰かが私を抱きしめてる



あったかいな〜本当に抱きしめられてるみたい


おそ松もこういう優しい声で


こんな優しい言葉、かけてくれたらいいのにな




？「バスローブだけじゃなくてちゃんと服着ろって…心配で寝れねーっつーの…」




バスローブ……？




なんとなくの意識で少し瞼を開くと、目の前にはおそ松。



そして夢の中で感じたあの温かさ。



背中に回された腕。








夢じゃ…なかった

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