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十四松に連れられやってきたのは駄菓子コーナー
様々な駄菓子をみて瞳をキラつかせる十四松は、なんとも微笑ましい。
十「これもいいしこっちも…アアアア大好きなきなこ棒…」
「んじゃ私これーぃ!!」
そう言ってわたしが手に取ったのは、ねるねる
ガキっぽいですよね、わかってます。
十「それちょーあんまーいよね!」
「そう!そこが魅力なのよ。てか十四松、早く決めないと!」
十四松は、せやなせやな〜と関西弁をぶちかまし
片手にきなこ棒、もう片手にキャベツ太郎を持ってまた悩んでいた
「十四松、選べないの?」
十「…コクン(頷)」
なんか可哀想に見えてきたんだけど…
しゃあないな、ここは私が我慢しよう。
「私やっぱりキャベツ太郎にしよっかな〜」
十「ねるねるじゃないのー?」
「あっそうだ!十四松がきなこ棒買って、私がキャベツ太郎買えば半分こできるじゃん!」
十「でもそしたらA…」
「いいのいいの!キャベツ太郎食べてみたかったし」
そう言うと十四松はパァァァと明るくなり、勢いよく私に抱きついた。
「く、くるじい」
十「やったー!!A大好き!!」
私は、はいはいっと言いながら
十四松の背中をポンポンッと軽く叩いた。
「あっ、そろそろチョロ松んとこ行かないと!」
十「その前にちょっと僕トイレー!」
十四松は手に持っていたきなこ棒とキャベツ太郎を私に預け、急いでトイレに走った。
「ここで待ってた方がいい…よね?」
ボソッと呟き、私は近くにあった椅子に座って
十四松を待つことにした。
「フワァァァ…ねっむ」
イスの背に身を任せて私は大きくのびをした
そういえば最近寝不足気味なんだよな〜
高校を卒業してから就職のためにこの街に来た私は、一応社会人5年目
企画部に属し、一通り様々な企画を考案させてもらえる身になった
やりがいのある仕事だが、その分疲労が素晴らしいほど溜まる
まあそんな疲れもおそ松といたら忘れちゃうんだけど。
…( ゚д゚)ハッ!
今ののろけ!?のろけか自分!!!
やめてよそんなキャラじゃないよ!!
1人で頭を抱えては、ブンブンと首を横に振った。
すると気配がして、ふと隣りを見ると
「Σ(゚艸゚〃)オ、オソマツ」
お「え、なに?何でそんなビックリしてんの?」
なんだそのニヤリ顔は。
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悠波(プロフ) - あーもんど。さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて本当に嬉しいです泣。 チョロ松くんいいキャラしてますから書きごたえありそうです! ありがとうございました^^ (2018年6月7日 22時) (レス) id: d9f8fa1f96 (このIDを非表示/違反報告)
あーもんど。(プロフ) - もう泣いちゃって、めちゃくちゃ感動しました!次回作作者さんが出来ればですがチョロ松を推します!あ、あくまでも次回作が作者さんのご都合によって作られればですので、これからも頑張ってください!!! (2018年5月17日 0時) (レス) id: 8f39d2ade4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきりん - おそ松・・惚れる!私チョロ松推しだけど・・・さすが長男ってところやっぱ好きだわ (2018年4月29日 11時) (レス) id: 13769de09e (このIDを非表示/違反報告)
悠波(プロフ) - 冥夜さん» コメントありがとうございます!うわあああありがとうございます嬉しいです。゚(゚´▽`゚)゚。そのお言葉で次回も頑張れます!ここまで読んでくださってありがとうございました! (2018年4月26日 21時) (レス) id: d9f8fa1f96 (このIDを非表示/違反報告)
冥夜 - あ、作者さんは私を殺そうと…((( ;゚Д゚))) メチャクチャ感激しました! (2018年4月25日 16時) (レス) id: 14c724844d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠波 | 作成日時:2016年1月6日 1時