松野チョロ松の異変.6 ページ36
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「...迷惑かけてすみませんでした。」
青と紫と黄色と桃と、私を含めた5人に土下座をしているチョロ松くん。
あれから既に5時間が経っていた。
チョロ松くんに部屋に引きずり込まれたあと、
最初からこうしてくれても良くないか、と言うと、「いや、まさかこんなことになってるとは思わないじゃん。」と鼻血を垂らしながら言われた。
チョロ松くんに服を剥ぎ取られていた私はとりあえずおそ松くんを殴り殺し、服を着てから気絶しているチョロ松くんに解毒剤を飲ませた。
そしてチョロ松くんが気絶したまま5時間が経過し、冒頭に至る。
「いやいや、迷惑かけたどころじゃないから。見てこれ、この部屋もう殺人現場。」
「いやコレ多分俺のせいじゃない、」
部屋が赤いドロッとした液体で溢れていたので、全員で掃除をしながらトド松くんは言った。
「そういえば、兄貴はどこに行ったんだ？」
カラ松くんがあることに気づき、私に視線を持ってくるが笑顔で返す。
「兄貴って？」
「おそ松。」
「おそ松って？」
「えっ...」
「おそ松って??」
「え、いや...すみませんでした。」
私が問いかける度に目に涙を溜めていくカラ松くん。
彼は本当に泣き虫だと思う。
「結局さー、チョロ松兄さんは何の薬飲んだの？」
掃除が終わりひと段落した私達は居間に降りてくつろいでいた。
そこで十四松くんが疑問を持ち出し、全員の視線がチョロ松くんへと移った。
「そんなの俺が知りたいくらいだよ。つかAいつまで居座る気なの、もう夜なんだけど。」
首を左右に振ったチョロ松くんは私の腕を掴んで立ち上がる。
「えー、いいじゃん！もう夜なんだから泊めてあげようよ！」
「そうだぞ、チョロ松。いくら送っていくからってladyを...」
「ううん、明日も仕事あるから帰るよ。お邪魔しました、」
引き止めてくれるトド松くん達だったがイタい発言を始めるカラ松くんの言葉を遮り、仕事のせいにして私はチョロ松くんに引っ張られるまま歩いた。
泊まりたいが、先ほどからチョロ松くんが不機嫌なのだ。
多分また怒られるのだろう。
そんなことを思いながら、強引に引っ張ってはいるが優しく私の腕を掴んでくれているチョロ松くんの手に視線を移した。
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アキ(プロフ) - 須藤さん» コメントありがとうございます、いい作品と褒めていただき嬉しいです(T_T)そしてそして、数々の嬉しいお言葉連発ありがとうございます、泣いて感動しています。残すところあと少しですが、お付き合いお願い致します！ (2016年4月1日 0時) (
レス) id: 660573dbd7 (このIDを非表示/違反報告)
須藤 - 更新頑張ってください、応援してます!! (2016年3月30日 15時) (レス) id: b1248a3d5a (このIDを非表示/違反報告)
須藤 - コメント失礼します!!チョロ松が好きで、いい作品見つけちゃったといつも更新を楽しみにしています!!新作もとても楽しみで、もうすぐこの作品が終わるとなるととても寂しいです。作者さんの合作だとか、やることになったらぜひ見させてもらいます!! (2016年3月30日 15時) (レス) id: b1248a3d5a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 猫叉さん» コメントありがとうございます。はい、"両手に松"の作者です！此方の作品と大分違いましたかね??目を通していただき嬉しいです、更新頑張ります！(*^^*) (2016年3月30日 0時) (レス) id: 660573dbd7 (このIDを非表示/違反報告)
猫叉(プロフ) - まさか『両手に松』の作者様だったとは…！ 今回の作品も楽しく読ませていただきました！ 更新頑張ってください！ (2016年3月29日 23時) (レス) id: 85a2f20a22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月28日 12時
