10. 弱々しい、 ページ11
「 いたー!! 」
『 まっ、またきた… 』
また今日も、路地裏に行く
と、今日はいた。
あれから何度も覗きに来ては、その子がいるか確認する
なかなかいない日が多いけど、たまにこうやって会える
僕が勝手に会いに行ってるだけだけど
「 ねーねー、友達になること考えてくれた!? 」
『 は? まだ諦めてなかったのか 』
なんて、はぁ、とため息混じりに煙草の煙を吐き出すその子
「 ゲホッ、ゲホッ
あのさ!! ひとつ聞きたいんだけど!! 」
その煙にむせながら、質問をする
「 関わりたくないって、どーゆーこと!? 」
ずっと考えてたんだけど、それって何か理由があるんだよね!?
と。
『 ……理由、聞きたいの? 』
「 話してくれんの!? 」
そりゃあ、話してくれるのなら聞きたい
だって僕、君のこと知りたいから
なんでか、すごく知りたい
『 ……傷つけたく、ないから 』
ぽつり
そんな言葉が、弱々しく放たれた
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君の言葉。
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しゃび(プロフ) - リンゴさん» コメントありがとうございます。感動して頂けたようで何よりです…!確実に言えることではないのですが、もしかしたらまた続きのようなものを書く可能性もありますので、その時はぜひよろしくお願いします。続きを望んで頂けて嬉しい限りです。 (2019年3月6日 11時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - とても感動しました。わたし、十四松推しなのですがもっともっとつづきをみたかったです。 (2019年3月6日 1時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 輝舞姫さん» コメントありがとうございます。そう言って下さり嬉しい限りです。一松推しなのに読んで下さりありがとうございます。 (2018年8月26日 21時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
輝舞姫(プロフ) - 完結おめでとうございますー。面白かったです。一松推しなのですが、十四松の事が好きになりそうでした。 (2018年8月26日 18時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 美羽さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。この小説はこれにて完結ですが、最後まで楽しんでいただけていたら幸いです。 (2018年8月26日 11時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃび | 作成日時:2018年7月22日 16時