4話 ページ5
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『え、なーく、えっなーくん？？？？？』
「？？うん、なーくんだよ？…どうしたの、？」
『いやいやいやいや、うん？？？？な組？？な組って言った今？？？』
「言ったよ？もー、ちゃんと聞いててよぉ」
眉毛を下げて困ったように笑うなーくんは世界一可愛い(シスコン)
でもごめんちょっと意味わかんないかな！！！！！
な組ってあれじゃん！！！！！日本で名の知れた組じゃん！！！！！！！！
帰国して超成長してる弟に会っただけでも情報量の暴力なのに、
有名な組の組長やってるとか聞かされたら情報量のリンチだよそんなのさぁ！！！！
…待て、考え直すんだ私。
私の知ってる弟…なーくんはそんな怖い人じゃなかった。
もちろん成長はするだろうけどもね？？？それでもじゃん？？？？
まだ小学生だったもん…ばぶちゃんだったじゃん…。
歩く度に後ろに着いてきて「おねーちゃん、」って言ってたじゃん…。
自分の好きなお菓子もわざわざ私に半分こ(3分の2)を満面の笑みでくれるくらい心優しい子じゃん…。
ｽｩｯ
よって目の前の人は弟じゃないとみなします。対あり！！！！！！
だんっ！！とテーブルに手を叩きつけ、立つ。
前を見るとなーく…いや、なーくん似の男の子が驚いたようにこちらを見ていた。
『すみません！！私そろそろお暇しますね！！！！！弟が待ってるんで！！すみません！！』
「…は？？」
『ごめんなさい！！奇跡的に弟と特徴が一致してて…人違いでした！！すみません！！』
「ねえ」
『お邪魔しましたぁー！！！！！』
だっ、と駆け出して玄関に向かう。
家の構造は実家と全く同じなんだよなあ。
場所もそうだけど…
壊されちゃったのかなあ私の実家。つら。
そんなことを考えながらぱたぱた走る。
そして手を伸ばして玄関のドアノブに手をかけた
…はずだった、
ダァン！！！！！！！と激しい音が頭の横スレスレで鳴る。
『ﾋｭｯ』
体が硬直して動かない。冷や汗がつぅ、と背筋をなぞる。
ぱらぱら…とドアであっただろう物の一部が屑になって床に落ちた。
もう足ガクガクなんですけど。私もしかして小鹿？？？？？？
涙目で視界がぼやける中、恐る恐る音がなった方を見る。
そこにあるのは
手、だった。
ごめんちょっとまって？？？
ーーーーー
えへ、ただいま♡
コメントぎぶみー♡♡(乞食)
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だびおがばん - 一体何故更新停止なの…… (2021年11月11日 22時) (
レス) @page7 id: d0d136fad8 (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 何があったんだな組…めっさ気になる…更新頑張ってください！ (2021年10月9日 22時) (レス) @page7 id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
ごりら(プロフ) - みおさん» うわあん嬉しいです…！！えっそうなんですか！？！うわああごめんなさい…！！まあでも夢主ちゃん可愛いからなあ…(？？？) (2021年10月9日 22時) (レス) @page6 id: 0c5c330aa8 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 初コメです！んやぁぁぁぁ可愛い！！あと私2年3組の26番で『ｱｯ...す、すいましぇん...口説いちゃってすいましぇん...』ってなってましたね((((((ゑ (2021年10月7日 17時) (レス) @page7 id: e91e7e57ac (このIDを非表示/違反報告)
わんだふる - いやぁ…なーくん可愛いなぁ！続き気になる…！！ (2021年10月5日 22時) (レス) id: 48ef6fa197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごりら | 作成日時：2021年8月16日 2時
