5話 ページ6
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「どこ行くの？ねーちゃん」
さっきより数段下がったような声が鼓膜を刺激する。
ひええなになにこわいって！！！！こわすぎるって！！！！！
体が硬直して動けない。
「…ねえ、まだわかんないの？」
「俺はねーちゃんの弟だってば。」
「…俺はねーちゃんのことならなんでも知ってるよ？」
「もぉ、いつまでもそっち向いてないで顔みてよ。」
そしたらわかるでしょ、なんて言う彼。
いや無理に決まってんだろ！！！！こちとら膝が大笑いしてんだわ！！！！
恐怖で体が動かないでいると、
彼がふふ、と笑った。
心底面白そうに。
ぞくっと体が震え、寒気を感じる。
心臓の音が五月蝿い。
途端腰に手を回され、くるりと回された。
必然的に目が合う体制になる。
待ってこれ壁ドンじゃね？？てか今外から扉空けられたらしぬくね？？？あれ？？？？
なーくん似の彼が私と目を合わせながら息を吸った。
「森崎A。24歳。」
「身長162.4cm」
「体重52.3ｇ」
「血液型はO型」
「誕生日は9月13日の午前4時3分14秒」
「日本を出て、7年3ヶ月と2日4時間2分32秒で帰宅。」
「中学生でバスケ部に所属。それから7ヶ月3日後に2年3組26番の○○ ○○の執拗な告白にうんざりして退部。」
「そのあとは陸上部に所属し、2ヶ月6日後に行われた大会で優秀な成績を収める。」
「恋人h『ちょっとまって、まじで、は？？？』
「…わかってくれた？？」
「俺はねーちゃんのことなんでも知ってるってば、」
「たった1人のおねーちゃんなんだから」
『ｽｩ…なんか逆に信じたくないかな！！！！！！！素直に言ってこわ！！！！！！』
やけくそになりながら叫ぶ。
ちなみに視界は涙目なんてレベルじゃないほどぼやけている。
「あっは、怯えないでよおねーちゃん。ぜぇーんぶおねーちゃんが好きだから知ってるんだよ？家族、だからさ。…そうでしょ？」
にっこり笑って私に問いかけるなーくん(断言)
彼はなーくんです。そうなんです。そう。そうなの。きっとそう。(自己暗示)
ごめんこれ以上疑ったら多分私しぬ。完全に召される。
『ウッ、うん。ごめんね疑っちゃって…、！！！！』
「〜〜〜ｯ、わかってくれたんだね！！よかったぁ…！！」
心底嬉しそうに笑うなーくん。ｱｯこの笑い方完全になーくんだわ。
変わってないなぁ(白目)
「もおー…ふふ、改めて、これからよろしくね！おねーちゃん」
『ｳｫｵﾝよろしくね…、なーくん、！！』
涙目である。
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だびおがばん - 一体何故更新停止なの…… (2021年11月11日 22時) (
レス) @page7 id: d0d136fad8 (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 何があったんだな組…めっさ気になる…更新頑張ってください！ (2021年10月9日 22時) (レス) @page7 id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
ごりら(プロフ) - みおさん» うわあん嬉しいです…！！えっそうなんですか！？！うわああごめんなさい…！！まあでも夢主ちゃん可愛いからなあ…(？？？) (2021年10月9日 22時) (レス) @page6 id: 0c5c330aa8 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 初コメです！んやぁぁぁぁ可愛い！！あと私2年3組の26番で『ｱｯ...す、すいましぇん...口説いちゃってすいましぇん...』ってなってましたね((((((ゑ (2021年10月7日 17時) (レス) @page7 id: e91e7e57ac (このIDを非表示/違反報告)
わんだふる - いやぁ…なーくん可愛いなぁ！続き気になる…！！ (2021年10月5日 22時) (レス) id: 48ef6fa197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごりら | 作成日時：2021年8月16日 2時
