気付いたらアンパンマンワールドでした。 (ページ2)

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アンパンが1個ページ2

『アンパン…マン？』

キョトンとしながらボソッと言うが、内心は物凄く焦ってる。

え、どういうこと？なんで、アンパンマンがいるの！？
ちょ、無理、可愛すぎる！

心の中でアンパンマンの可愛さにやられながらも、この状況を整理しようとするが生憎そんな頭はもっておらず、助けてくれたアンパンマンをガン見してしまう。

ア「そんなに僕の顔を見つめてどうしたの？」

流石に見つめすぎたのであろう、愛くるしい顔をこちらに向け愛くるしい目で私を見て言ってくる。

『あ、いや、その、…』

未だに状況が整理出来てないのとアンパンマンの可愛さににやられて心臓がバクバクと脈打ってると

ア「あ、僕アンパンマンです！」

アンパンマンが笑顔でこちらを見、自己紹介を始めたので私は心の中で荒れながらもそれが顔に出ないように平常心を保って

『あ、Aです。』

と、少し小さめに自己紹介をした。

ア「Aちゃんね、よろしくね！」

超笑顔で言われた。
でも、私は名前を言われたことに嬉しさと可愛さにやられていた。

いや、無理ぃ…名前、呼んでもらえたんだが！？
やばい、今日やっぱ命日！？

『う、うん…よろしくね。』

私、表に出さなかったよ！？
頑張って耐えた！褒めて、誰か。

ア「ところで、Aちゃんはなんで空から落ちてきたの？」

お目々をぱっちりさせて、私を見ながら言った。

ゔっ、その顔でみらんで、しんぢゃう、！

『私も、分かってなくて…』

まじで、なんでアンパンマンワールドに来たの！？
はにゃ！？神からの贈り物ですか！？

ありがとうございます！！神様！！！！！

ア「そっか～、」

と、少し困ったようにアンパンマンが言った。

その顔すら、尊いんだけど！！！！！
写メ撮りたい…

ア「じゃあ、パン工場でゆっくりと状況を整理してみるのはいいんじゃないかな？」

さらっと爆弾発言をしたアンパンマンを、目を見開き状態で見つめていると、アンパンマンが「パン工場まであと少しだよ。」と、笑顔で言った。

次回、私死す___