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結局大丈夫やなくて、手を繋ぐどころかずっと僕の腕にしがみついてたA
｢何あれ……
あんなに怖いとか聞いてない……｣
｢やから言ったやん
無理せんでええって｣
恐怖で震えてるAの背中をさすってやりながら落ち着くのを待つ
｢もうぜったいおばけやしきとかいかない……｣
｢うんうん、それがええな
ほら、次は怖ないとこ行こ
あ、からくり忍者屋敷やって
そこなら怖くなさそうやで｣
｢じゃあ行く……｣
小さい声で呟いたA
でも動こうとしないから“ほら行くで”って繋いだままになってる手を引いて歩きだす
途中、なんかこっちみてひそひそしてる子達を見かけてリスナーっぽいしやばいかなって思ったけど、話しかけてこないしスマホを構える様子もないから気付かないふりをした
〜〜〜〜〜〜〜〜
｢はー、楽しかった！｣
｢せやんなぁ｣
｢皆にお土産買わないとね｣
｢そやね、なんがええかなぁ｣
すっかり怖いのも忘れたAは上機嫌でお土産コーナーへ
｢あ、そうだ
皆に内緒で何かお揃いのもの買おう！
リスナーの人達もそれくらいなら許してくれる…はず！｣
｢それええな！
なんにするん？｣
｢無難にストラップとか？
ハンカチでもいいね｣
“あ、これ可愛い”とAが手に取ったのはなんの花かわからんけど紫色の花がポイントにプリントされてるちょっと大きめのハンカチみたいなもの
｢あ、これハンドタオルだ｣
｢それでええんじゃない？｣
｢おそろいのもの？｣
｢うん｣
｢でもこれちょっと女の子っぽくない？｣
｢僕は別に気にせんからええよ｣
｢じゃあ、一応候補に入れといて他のも見てから決めよう？｣
｢せやね
あ、これうらさんに買っていこ｣
｢たぬき……
たしかにうらたさんっぽいね｣
｢せやろ？｣
その後も色々物色して、お土産もいっぱい買った
結局おそろいのものはしっくりくるものがなくて、最初に見つけたハンドタオルになった
ベースの色が赤と白の色違い
後から聞いたんやけど、プリントされてる花はアヤメ、別名はアイリスって言うんやって
花言葉は確か『希望・信頼・友情』やったはず
それを聞いた時は僕らにぴったりやと思った
だって、僕らは友達でお互い信頼し合ってて誰かの希望になってるかもしれへん存在やからね
しばらくして僕らのおそろいがバレて、まわりにあれこれ言われるのはまた別の話
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あおい(プロフ) - Miskさん» ご指摘ありがとうございます。しかし、こちらの作品を含め作成済みの作品は全て、検索エンジン避け設定済みですので、占いツクール以外の外部サイトには表示されないようになっております。そのため、表記での検索避けをしておりません。ご了承ください。 (2022年8月30日 19時) (
レス) id: f4e473f19e (このIDを非表示/違反報告)
Misk(プロフ) - コメント失礼します。タグに検索避けをかけていただきたいです。歌.い.手→utit、ま.ふ.ま.ふ→mfmf等お願いしたいです。上から目線＆長文失礼しました。検討お願いいたします。 (2022年8月30日 17時) (レス) id: 0df60cde55 (このIDを非表示/違反報告)
のんふぇる(プロフ) - ごめん。このこめんと欄にわかるひといるかわかんないけど、？｢よるはやきにくっしょ！｣ (2019年9月10日 2時) (レス) id: f7af219e1d (このIDを非表示/違反報告)
天使＝重岡ぁ - 雪音ちゃんと誕生日一緒ｗなんか嬉しい (2019年7月24日 17時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
のん - コメント返すの遅くなっちゃってすみません！よろしくお願いします！楽しみに待ってます！ (2019年1月27日 1時) (レス) id: aa585dde76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoihomupe/
作成日時：2019年1月12日 7時
