まふまふの幼馴染のTwitter

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パンケーキを食べ終えてしばらくゆっくりして店を出てフラフラと色々なところを見てまわる

人通りの少ない道を並んでのんびり歩いていると急にAが立ち止まった

｢ん？どうした？｣

｢こっちに“手を繋ごう？”って感じで手を伸ばしてもらってもいいですか？｣

｢ん、こんな感じ？｣

｢ありがとうございます
写真撮れたのでもう大丈夫です｣

｢あー、Twitter用ね
じゃあツイートしとくか

あ、ちゃんと“デート”って書けよ？｣

｢……わかってますよ？｣

顔を顰めたところを見ると絶対デートって書いてないだろ

｢……ツイートする前にチェックな｣

｢……はい｣

案の定、書いてなかったから訂正しておいた
〜〜〜〜〜〜〜〜
その後もフラフラいろんな店を見てまわったり、途中Aをコーディネートしたりした

ちなみにそのコーディネートした服は全部買ってプレゼントした

今は色々小物が置いてある雑貨屋に来てんだけど…

｢これまふっぽい
こっちはさかたん
これはなんかナチュラルサイコパスっぽいからあまちゃんかな｣

さっきからこんな感じ
デート中に他の男の名前出すなんてよくないよな

｢ねぇ、A｣

｢なんですかうらたさん｣

｢今日は俺とのデートでしょ？｣

｢…はい｣

｢だったら他の男の名前出さないでよ｣

ちょっとだけ怒ってる雰囲気を出してみると

｢…ごめんなさい
配慮が足りませんでしたね｣

なんて本気で落ちこみはじめたので慌てて訂正する

｢冗談だよ
怒ってないからそんなしょんぼりすんな｣

｢本当ですか？｣

｢本当本当
まぁ、他の男の名前出して欲しくないのは冗談じゃないけどな｣

｢えっ…？｣

｢この後は手を繋いでまわろっか｣

なんて提案すればワタワタと慌て出すA

｢……誰かに見られて炎上するの怖いので辞めておきましょう｣

｢しないから｣

“いや、でも……”とあれこれ理由をつけて断ろうとするこいつにわざとらしく傷ついたアピール

｢あーあ、俺とのデートなのにAが他の男の名前出すから俺傷付いたのになぁ……｣

｢……わかりましたよ｣

おそるおそる差し出した俺の手を握ったAは“炎上怖いなぁ……”とまだ呟いている

｢だから炎上しないって何度言わせんの？
ほら、そんなことより他に行きたいとこないの？｣

｢そんなことって……

じゃあ花屋によってもいいですか？
今部屋に飾ってある花がそろそろ枯れちゃいそうなので、新しくしようと思ってたんです｣

｢了解
んじゃ、花屋に行くか｣

＊→←うらたさんと

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