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センラ「坂田とは普通に出かけるんやないの？」
店員さんに注文をしたあと、突然の彼からの問いかけに、うーんと考える。
出かける、、お出かけ、、、ねえ？
A「んー、、出かけるとは言っても、近所のご飯屋さんくらいで、、」
センラ「え、そうなん？」
A「あ、結構前はライブ前に一緒に服見に行ったりはしてました。」
そういえば、そんなこともあったなあ。
今はライブもほとんど綺麗な衣装が多いから、自前のことも少なくなって、買い物着いてきてって言われることもほぼ無くなった。
センラ「坂田の自前衣装やけに洒落てたんはAちゃんのおかげやったんやな、」
日頃からお洒落すればええのにってメンバーみんな言うてたんよ〜、なんて初耳の話を笑いながらしてくれて、少しだけ嬉しくなった。
A「忍者坂田くんもファンには人気ですけどね。」
センラ「さかたんらしい〜言うてな。」
A「ほんとに、」
センラ「Aちゃん的にはどうなん？」
その問いに、ケーキを食べていた手が止まる。
この質問の真意は分かってるけれど、少しだけ気づいてないふりをしてみる。
A「どうって…？」
センラ「Aちゃんの前やとちょっと違うやん、坂田。」
A「あー、まあ、、」
やっぱり違うんだなあ、とか、周りから見ても分かるんだなあ、とか、色々な気持ちが湧いてきたけれど、その理由はよく分からない。
A「長い付き合いですからね、どっちの坂田くんも素敵だと思いますよ。」
センラ「Aちゃんは優しいんやなあ。」
そう言って机越しに伸ばされた手は、私の頭をぽん、と優しく撫でた。
少し、うん、少しだけ、心拍数が上がった。
A「いや、え、普通です！」
センラ「ハハハっ、最近も坂田は相変わらず？」
A「そうですね、一昨日も仕事終わって家に帰ったら居て、ごはんを要求されました。」
センラ「ほんまなあ、追い出したったらいいのに。」
A「そんなことしたら、たぶん一言も話さなくなっちゃいます！」
センラ「めんどくさいやつやなあ、」
そんなふうにセンラさんと笑いながら話していると、ふとテーブルに置いたスマホの画面が光った。
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飴玉(プロフ) - 続き気になります！応援してます！ (2019年12月7日 0時) (
レス) id: 8c5a0e2b14 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 、さん» 設定を誤っておりました。申し訳ございません。修正しました、ご指摘ありがとうございます。 (2019年11月30日 21時) (レス) id: 4b7f932ad4 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグというものをちゃんと外して下さい (2019年11月30日 21時) (レス) id: da04285dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のの | 作成日時：2019年11月30日 20時
