続き ページ9
あれから時間が経つのは早いもので、もう週末になった。
誘って貰ったその日にしまってあった浴衣を引っ張り出して、サイズの確認などをした。
前回着てからしばらく経つが問題なく着れて、成長していないことに少しガッカリしたのは秘密だ。
いつもはポニーテールにしかしない髪を結って、待ち合わせの場所に行く。
いつもはあまり人のいない公園も、今日に限ってはそれなりの人数がいる。
彼を探そうと当たりを見渡すが、まだ来ていないようなのでベンチに座って待とうと思って歩き出した時。
「A、掴まえた。」
彼が後ろから抱きついてきた。
あまりにも急でびっくりしすぎて声も出ずにその場に座り込んでしまった。
「あぁ、悪ぃ！びっくりさせすぎたみたいだな。俺に気づいてないようだったからつい脅かしたくなってな。」
と言って手を差し伸べてくれた。
どうやら私より先に来ていたみたいだ。
差しだされた手に掴まって起き上がり、浴衣を少し払う。
「それじゃあ行こっか。」
と言って歩き出した。
私は少し小走りで後を追った。
お祭り会場は当たり前だが人でごった返しになっていた。
夜の夏の熱気が人が集まってさらに暑くなっていた。
これだけ人が多ければぶつかってしまう。
少しづつ彼との距離が空いていき、姿が見えなくなってしまう前に私は、
『待って、隼人君！』
と彼を呼んだ。
彼は後ろを振り返って、ハッと気がついたように近づいてきた。
「ごめん、A！気づかなくて。これだけ人がいればはぐれそうにもなるよな。ちょっと恥ずかしかったからしなかったけど…手、繋ぐ？」
少し赤い顔でそう言ってきた彼に釣られて、私も顔を赤らめながら、
『…うん。』
と言った。
手を繋ぎながら歩く2人は首まで真っ赤だったとか。
--------------------
投稿が遅くなり大変申し訳御座いませんでしたァァァァァァ!!!
口調とか分からん…違ってたらｽﾏｿ
夏祭り行きたかった…
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←夏祭り(瞬木隼人)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れい(プロフ) - すしずさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです…元りん です！ありがとうございます！ (2021年8月26日 10時) (
レス) id: ef4e5c9962 (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - りんさん» お待たせ致しました！リクエストの瞬木隼人です！ほんと、お待たせ致しました！(大切なことなので２回言いました) (2021年7月22日 1時) (レス) id: 86709510c3 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すしずさん» ありがとうございます！お待ちしてます^_^ (2021年6月15日 5時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - りんさん» 全然大丈夫です！むしろ何度でもリクエストしてください！瞬木ですね。承りました！しばらくかかるかもしれませんが、気を長くしてお待ちください。 (2021年6月14日 21時) (レス) id: 86709510c3 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 2回目のリクエスト大丈夫でしょうか…？大丈夫なようでしたら、イナズマイレブンGOギャラクシーの瞬木隼人をお願いします！ (2021年6月14日 19時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すしず | 作成日時：2021年4月2日 7時
