夏祭り(瞬木隼人) ページ8
りんさんリクエストありがとうございました!
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今週末に夏祭りをやるらしい。
最近女子たちはこの話で持ち切りだった。
誰と行くとかどんな服装で行くとかみんなそんな話ばっかりだ。
そんな話を男子たちがさも興味無いと言わんばかりの顔で聞き耳を立ててソワソワしていた。
そんな浮き足立っているクラスのみんなをため息をついて少し見下すような冷たい目で一瞥する。
そんな中、クラスの一人の子が、
「Aちゃんは誰と行くか決まってる?いないなら一緒に行かない?」
と聞いてきた。
私は正直、彼女たちは苦手で…と言うより嫌いなので一緒に行きたくなかった。
それに一緒に行きたい人ならいる。
『ごめんね、その日は用事があって行けないの。』
彼女たちに本当のことを言うと面倒臭いことになるのが目に見えている、と言うより言う必要も無いので適当に誤魔化してその場を立ち去った。
「遅いぞ、A。」
『ごめんね、隼人君。クラスの子の話に巻き込まれちゃって…。』
「ふーん、まぁ、いいけど。じゃあ帰るぞ。」
彼女たちの話から逃げてきて向かった場所は校門。
そこには今付き合っている隼人君がいた。
一緒に帰る約束をしていたので当たり前だが。
彼との帰り道は会話は少ないが、クラスのような騒々しさはなくて心地良い。
帰り道にある掲示板には夏祭りを知らせる貼り紙があった。
「そういえば、クラスの奴らが言ってたな〜。なぁ、A。一緒に行かねえか?」
『うん、いいよ。』
一緒に行きたかった夏祭りに誘って貰えたことへの嬉しさと彼と出かけることへの緊張が走る。
なんだ、私も浮かれているじゃないか。
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次に続きます。
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れい(プロフ) - すしずさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです…元りん です!ありがとうございます! (2021年8月26日 10時) (レス) id: ef4e5c9962 (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - りんさん» お待たせ致しました!リクエストの瞬木隼人です!ほんと、お待たせ致しました!(大切なことなので2回言いました) (2021年7月22日 1時) (レス) id: 86709510c3 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すしずさん» ありがとうございます!お待ちしてます^_^ (2021年6月15日 5時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - りんさん» 全然大丈夫です!むしろ何度でもリクエストしてください!瞬木ですね。承りました!しばらくかかるかもしれませんが、気を長くしてお待ちください。 (2021年6月14日 21時) (レス) id: 86709510c3 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 2回目のリクエスト大丈夫でしょうか…?大丈夫なようでしたら、イナズマイレブンGOギャラクシーの瞬木隼人をお願いします! (2021年6月14日 19時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すしず | 作成日時:2021年4月2日 7時