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「おう。されてみてェ」
彼は即答で答えた
「んー。じゃあ、してあげよっか…？」
そう言って彼女は彼をソファーに優しく押し倒した
「お望み通り…イタズラしてあげるね」
微笑んで告げた後に彼女は彼の唇を奪った
「……は？」
いきなりの展開に彼は困惑した
「おい。A……」
彼女の名前を呼んだがすぐに唇を塞がれてしまった
「…っ…んッ……」
彼女は吐息を零しながら彼と深い口付けを交わした
「っは……んっ、…っ…」
意外にも積極的で大胆な彼女は＿＿
甘美なほどに甘いディープキスを彼に施した
「ね。イザナ。私…キス、上手くなったでしょ？」
彼から唇を離した彼女は、まだ余裕そうな表情を浮かべていた
「……あぁ。そうだな」
普段から自分としているおかげだと言って、彼は少しの間彼女を見つめた
「イザナは私からのチュー…きらい？」
彼女は勢いに任せてした自分の行動を振り返った
「キライじゃねェよ。むしろ…されて嬉しい」
珍しく彼は素直に本音を述べた
「ってか、コレがイタズラかよ。
随分とまぁ…積極的じゃねェか」
「もっと…えっちなイタズラの方がよかった？」
「できンのかよ。Aにそんなコト」
彼曰く、今の彼女にはキスで精一杯の様子だった
「うぅ…度胸はないけど…やろうと思えば、やれるよ」
強がりな彼女は少し意地を張って答えた
「ねぇ。今度は、イザナが私に…えっちなイタズラ…してよ」
「なンだよ。随分と大胆で生意気なネコだな」
彼は下から彼女を見上げながら挑発した
「されたいから誘ってるの」
彼女はかなり大胆なやり方で彼を誘惑していた
「小悪魔ちゃんは
猫と小悪魔はセットで、人の心を引きつけて惑わすのが得意であった
「ねぇ…｡ご主人様」
彼女は熱っぽい視線を彼に送った
「かわいいネコちゃんの、相手して…？」
自分の下にいる彼を見下ろしながら、彼女は小悪魔のように微笑んだ
「ったく……しょうがねェな。
飼い慣らしてやるから、覚悟しとけよ」
彼は遠回しに可愛がると言った
そして彼女の腕を引いてソファーに押し倒し形勢逆転させた
「ふふっ。お手柔らかに…お願いね？」
ハロウィンの夜は…
情熱的な一夜になりそうであった
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作者名：おりたん | 作成日時：2022年10月1日 2時
