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「んッ…」
彼にキスをされた彼女は小さく吐息混じりの声を零した
「…っ……」
彼が彼女にする口付けは、軽いものから段々と深くなっていった
「っは……んッ…」
酔っていることも相まって…
唇から伝わる感覚が全神経を伝わって体を支配した
「…っ…んんッ……!」
口付けが深くなるにつれて、リップ音は段々と激しさを増した
「……もう出来上がってンな」
彼は彼女の蕩けた顔を見ながら呟いた
「…っ…ぁ……んッ…」
不意に太ももを撫でられた彼女は軽く背中が仰け反った
太ももを撫でていた彼の手は、段々と彼女の下半身の中央部分に差し掛かった
「…っ…ん、…ッ……!」
彼女は反射的に声を抑えようとしていた
「ナカ…すげぇ濡れてる」
彼女のショーツをサイドにずらした彼は、そのまま下半身に指を入れた
「まだキスしかシてないけど」
前提はまだ口付けのみであった
彼は彼女の中を掻き乱して静かな部屋に水音を響かせた
「Aはキスだけでこんな濡らしてンの?」
耳元で囁くように告げた彼は少し意地悪く聞いた
「んぅ……若狭の…キスが、えっちだから…」
問われた彼女は紅潮した顔で答えた
「…っ……それだけで…感じるの…」
上手く呼吸をしながら彼女は彼にそう告げた
「……これ以上、煽ってくれるなよ」
深くため息をついた彼は、彼女の発言に理性が限界の様子だった
「……激しくしてもいいか?」
彼女の胸を弄びながら彼は余裕がなさそうに言った
「…っ…うん、いいよ…っ……」
感じながらも彼女は微笑んで返事をした
前提を終えて頃合だと思った彼は自身を彼女にあてがった
「……んッ……ぁっ……!」
挿入して直後の彼女は上擦った声で喘いだ
「今日のA…すげぇ感度いいじゃん」
彼は腰を振りながら彼女の感度の良さに少し驚いていた
「まぁ…酒は一種のビヤクって言うしな」
女性はアルコールを摂取することによって、性的な興奮が高まる性質を持っていた
シラフな彼も
彼女の
乱れる姿に
終始
酔っていた
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時