洞察力 ページ43
「そんなことよりー…お姉さんのこと知りたいなぁ?」
自分のことよりも美涼が気になった様子だった
「ぶっちゃけ…お姉さん1人で足りてるんだけどね☆」
大学生は美涼の肩に腕を回して上から下まで見ていた
「理想の女の体してるね」
そう言って美涼の太ももを撫でていた
『…っ……ちょっと…やめてください…!』
一般人には手を上げれない美涼は必死に抵抗していた
美涼が強気で声を上げると、音もなく背後から第三者の影が差した
「「俺らの女になんか用かよ」」
三途と竜胆は声を揃えて放った
「あ?俺ら以上にチャラい兄ちゃんたちだな」
突然現れた2人に対して大学生は少しも怯んだ様子はなかった
灰谷竜胆「俺らはこういう
竜胆はパーカーを脱いで裏社会の住人である事を表してその場で示した
「モノホンのヤクザかよ!!」
刺青やタトゥーは遊泳禁止の為に2人はパーカーを羽織っていた
灰谷竜胆「んだよ…パンピーの輩か」
大学生は竜胆の刺青を視界に入れた瞬間にその場を一目散に立ち去った
三途春千夜「売人じゃなかったな」
当初の目的から本当にハズレくじを引いてしまった
『さっきの子たち…薬の香りが全くしなかったんだよね』
裏社会で生きていると自然と鼻が利くようになってきていた
それは関与しているうちに自然と身につく技術であった
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年12月4日 10時