闇夜に咲く一輪の花３【梵天】

高校 ページ9

美涼はとある任務の為＿＿





情報収集で一週間高校にスパイとして潜入調査を行うことになった





今の時代の





高校生の文化なんて





ググれば済む話だけど…





明司武臣「若者の文化に触れてこい」





佐野万次郎「お前に教員は…中々向いてるぞ」





鶴蝶「気が紛れて良いんじゃないか？」





望月莞爾「重たい任務ではないしな」





九井一「先生って美涼にピッタリじゃねぇか」





灰谷蘭「楽しそうじゃん♡」





三途春千夜「女教師とかマジで響きがえろいわ」





灰谷竜胆「シゴかれてぇ」





等と全員に押されて美涼は見事に負けた





三途春千夜「暇な時に遊びに行くわ」





『絶対来るなよ』





三途の発言に美涼は一刀両断した





一週間の臨時講師のつもりが＿





校長の勧めでなぜか担任を受け持つことになった





これは面倒だわ…





期間は一週間と変わりはないが扱いは変更された





美涼の教員免許は裏ルートで偽装した





こういう所は反社に感謝しなくちゃ





この歳にもなって





わざわざ取得するの面倒だもの





美涼の教師としての装いは＿





上下共に黒のスーツ





白いシフォンブラウスにジャケット





スカートは膝下ギリギリのライン





ストッキングを履いて、かかとが低めの黒色のパンプス





垢抜けた黒髪ミディアム丈のウィッグを被った





就任初日はとても大変であった





「若い先生来てくれて嬉しい！」





「テンション上がる！！」





「超絶美人じゃん！！！」





美涼が受け持ったクラスは中々に賑やかな生徒が多かった





それ故にすぐに生徒たちに囲まれて人気者になった

趣味→←年齢

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す