闇夜に咲く一輪の花３【梵天】

年齢 ページ8

灰谷竜胆「ってか…美涼がババァだったら俺たちはどうなるんだよ」





先ほどの輩の発言を気にしていた様子だった





灰谷蘭「んー…中年じゃね？」





竜胆の疑問に対して的確にツッコミを入れた





三途春千夜「テメェらは初老だよ」





兄弟に対して高齢扱いしていた





灰谷竜胆「三途は化石だろ」





最終的な結論に至ったようであった





灰谷蘭「お前は俺らより年下だろ」





年齢が下であると指摘した





三途春千夜「俺は不老なんだよ！！」





反感を買った三途は蘭に怒鳴った





灰谷蘭「うわぁ…あの子痛いわ」





三途の起伏の激しさに蘭は引いていた





灰谷竜胆「兄貴、他人のフリしとこう」





兄同様に弟も遠い目で三途を見ていた





灰谷蘭「んでも…三途はすぐに死にそうにないよな」





三途の会話から未だ話題を続けていた





灰谷竜胆「這いつくばって生きてそう」





執念深い一生を送っていそうだと竜胆は本人に告げた





三途春千夜「当たりめぇだろ」





竜胆の発言に三途は即座に反応した





三途春千夜「マイキーと美涼がいる限り死なねぇよ」





自分の生死は首領と美涼に左右されていると三途は語った






"泥水啜(すす)ってでも地を這って生き返ってやるよ"






たとえ死に局面しても息を吹き返す意気込みをしていた





「「キモい」」





兄弟は息ぴったりで被せて告げた





灰谷蘭「やっぱこいつ危ねぇよ」





灰谷竜胆「ヤク中に関わりたくねぇ」





終始2人は、薬を日常的に使用していて常習犯である三途に対してかなり引いていた様子であった

高校→←今際の際

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す